アナウンサー

アナウンサーブログ

Announcer Blog

夏だけじゃない!ウニ

顔写真
萩原 隆雄 プロフィールへ
8月も終わりに近いその日、「雲ひとつない」のフレーズにふさわしい青空が広がり、夏の太陽がまぶしいほどにぎらついている。強烈な紫外線がチリチリとハンドルを握る右腕だけを焼いていた。岬に近づくほどに、潮の香りと海の青みが増してくる。国道5号から229号、「雷電国道」に入り、山道を抜けると、またさらに海の色が違ってくる。海の色彩を確認したくてサングラスを外すとエメラルドがかったブルーが目に飛び込んできた。夏の太陽と海、そして潮風でいとも容易にテンションが上がるのは海のない札幌に住んでいるからだと自己分析する。海岸沿いにある舗装されていない駐車場に車を止め、店の暖簾をくぐった・・実は、ウニの漁期が終わりを告げると聞き、車を飛ばし積丹へやってきたのだ。しばらく夏の味覚を味わっていない!と思い出したからだ
  • 画像
「美味しいものは脂質と糖でできている」・・その通りだと思う。しかし積丹に来た以上、栄養が偏ろうが我慢する選択肢は無論ない。丼一杯の幸せを堪能させていただいた。

ちなみに全道的には、ウニ漁は必ずしも夏とは限らない。太平洋側では冬から春にかけて行われているし、オホーツク海側では春から夏にかけてと長い。つまり北海道は年中ウニの旬なのである。もう10数年前の冬になるが、浜中や厚岸のウニは絶品だった。身も凍る寒い海で採ってきたウニは漁師の情熱を表すように赤みがかった鮮やかなオレンジ色をしていた。ストーブの前でいただいたウニの濃い甘みが忘れられない。