アナウンサー

アナウンサーブログ

Announcer Blog

もし林美玖がカップ焼きそばの作り方を書いたら

お腹が空いているわけでもないのに無性に食べたくなるのがカップ焼きそば。気がつけばビニールの包装を破り、心地良いペリペリという音を響かせながら蓋を開けていた。半分だけでいいのに、つい勢いで2/3くらいまではがしてしまうのはいつものこと。
衝動が先に立ったので、お湯はまだ沸かしていない。しかしここで文明の利器・電気ケトルの登場!「かやく」を入れぼーっとしている間に熱湯の出来上がりだ。お湯を内側の線まで注ぐが、どうせ捨てるからとオーバーラインしてしまうのもいつものこと。
蓋には5分と書いてあるが、ぼーっとしているうちに大抵過ぎている。小さなキャベツが穴から飛び出そうとするのを牽制しながらお湯を捨てる作業。最後は強めに容器を振ってフィニッシュだが、麺が「最後の抵抗」とばかりに穴からにゅるっと顔を出しているのもいつものこと。これを指で戻そうものなら火傷をしかねないので注意した方がいい。
蓋をペリペリと全て剥がし、裏についたキャベツを箸で器に戻したらソースをイン!これをよく混ぜて初めて焼きそばらしい見た目になる。ソースの香りがツンと鼻と食欲を刺激するやいなや、口いっぱいに麺を頬張った。



最近読んで面白かったのが「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」という本です。国内外の著名な作家はもちろん、歌手やエッセイストなどバラエティに富んだ人物がそれぞれカップ焼きそばの作り方を書いたらこんな感じになるだろう、というあくまで想像の産物ですが、よく研究された各々の文体に「あー、分かる分かる」と頷かずにはいられません。読み進めていくほど表現の多様性に驚くばかりで、やはり「文章は人を表わす」んだなあとしみじみ感じています。
というわけで私も書いてみたのが上記です。私という人間が、文章からというよりは作り方そのものから露呈してしまったのではないでしょうか・・・。もし共感できる部分が少しでもあれば嬉しいですが、皆さんはこの作り方を決して参考にしないでください。