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アボカド

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木戸 聡彦 プロフィールへ
ブドウやリンゴ、梨など秋は様々な果物が旬を迎える。
今日はある果物の思い出について書きたいと思う・・・

最近ではスーパーでもよく見かけるようになった「アボカド」。栄養価が高い上にヘルシーな果物として、その美容効果も注目されている。飲食店でもサラダやソースに使われたりする。
ただ、アボカドがこんな身近な存在になったのはここ数年ではないだろうか?
アボカドが一般的になるずっと前に、我が家の食卓に1度だけ登場したことがあった。僕の叔父は東京に住んでいたので、東京のお店で売られている流行の服を送ってくれたり、海外出張に行くと海外のお土産をくれたり、東京のオシャレな家族というイメージがあった。

そんな叔父から、輸入食品のお店で買ったのだろうか?・・・当時は名前も耳にした事がなかった「アボカド」が送られてきたのだ。僕が小学生の頃だったので、20年近く前だろう。
家族皆で、見たこともない、ゴツゴツとした濃い緑色の物体と睨めっこ。食べ方が全く分からないのだ・・・
当時はインターネットも無かったので、母は本棚に合った植物図鑑で調べ、
「木になるので、果物だろう」という結論にたどり着いた。
大きな種をとり、リンゴのように綺麗に切り分けて、真っ白なお皿に盛り付けた。

白い皿に丁寧に盛られた、黄緑色の「アボカド」・・・オシャレな東京で食べられている果物なのだから、頬が落ちるような甘さを想像した。
口に入れると、ねっとりとしていて甘さは全く無く、想像とはかけ離れるものだった。家族皆で「これって本当に果物?甘くないね、脂っぽいよね」と繰り返した。

それから20年後、ここまでアボカドが人気になるとは思ってもみなかった。今では我が家でも、そのままではなく、しっかりサラダに入れて美味しく頂いている。