アナウンサー

アナウンサーブログ

Announcer Blog

氷の世界

顔写真
木戸 聡彦 プロフィールへ
先日どさんこワイドの中継で、層雲峡温泉の氷瀑まつりにお邪魔しました。会場には大小30基の氷像があり、メインの氷像はタイの寺院をイメージしたという高さ13メートルの大氷像。境内へと続く長い階段やそびえ立つ塔まで全て氷で作られています。会場に行くと、目の前に広がる氷の世界に圧倒されますし、流れ落ちながらそのまま凍りついた氷像の無数のつららには荒々しさも感じました。

氷像制作にも密着したのですが、11月から3ヵ月かけて大きな氷像を作っていきます。層雲峡は水がそのまま凍りつくという厳しい寒さ・・・氷点下20度を超える中での作業となります。丸太で骨組みを作り、そこに石狩川から汲み上げた水を24時間かけ続けます。自然の力でどんどん凍っていくので、風向きなどで水を散布する位置を調整していきます。作業着に水がかかれば、そのまま凍ってバリバリに・・・
さらに、氷像が完成すれば終わりではなく、氷像に入口の穴を開けると、中には自然に凍る過程で生まれた通路があるんです。中は氷でできた鍾乳洞のよう、迷路のように入り組んだ120メートルにも及ぶ通路が出来上がります。この通路をお客さんが歩きやすいように、障害物となる氷を切り出して運び出します。2メートルほどお手伝いしただけで、氷の重みで足腰がガクガクになってしまったのだから、120メートル全ての通路を整備するのはとても大変なことなのです。氷像の中は自然が生み出す生き物のような氷や、作業員の方によって命が吹き込まれた氷の彫刻など見所は満載・・・ですので皆さんが安全に楽しむために氷の路の整備は欠かせないとのことです。

日中は青白い氷が陽射しを受けて輝き、夜は色とりどりの光でライトアップされた氷像へと姿を変える氷瀑まつり。周辺には素敵な温泉街もありますので、厳しい寒さのこの時期しか楽しめない氷の世界を満喫するのも良いんじゃないでしょうか?
ゆっくり楽しんで頂くために・・・帽子や耳あて、手袋をお忘れなく!

木戸 聡彦のバックナンバー

2017年 (2件)

2016年 (23件)

2015年 (22件)