アナウンサー

アナウンサーブログ

Announcer Blog

ごちゃまぜ

顔写真
内山 佳子 プロフィールへ
スポーツ大会や文化発表会が多いこの季節。バスケとピアノとバレエを習っている娘。体が一つでは足りないほど忙しい生活を送っている。そんな娘にアクシデントが起きた。
バスケットの練習中にケガをしたのだ。チームメイトと激しく接触し、自分の唇を思い切り噛んでしまった。連絡を受け娘を体育館へ迎えに行くと、出血が酷かったと聞かされ急いで病院へ。口腔外科の先生が一言「あー、貫通してるね」なんと自分の歯が唇を貫通していたのだ。結局唇の表面を4針、唇の下側の皮膚を3針縫う処置になり娘の口には大きなガーゼが貼られ、全治3週間と告げられた。翌々日はピアノの発表会。一張羅のワンピースを着て、大きなお花のヘア飾りを着けても、視線は唇を覆う大きなガーゼに集まってしまう。娘はこのピンチをどう乗り切るのだろう、と見守っていると本番直前「ベリベリベリ」とガーゼを外しステージのピアノに向かった。無表情で演奏し無表情で戻ってきた。こんなにテンションの低い姿を見たのは初めてで驚いた。そして今度はバレエの発表会が迫ってきた。ケガをしたので数日レッスンを休む旨を伝えにバレエ教室へ行くと、先生は娘のガーゼのついた顔を見るなり「まぁ!・・・・何という事でしょう!!」と嘆きの表情を浮かべ悲しみの舞でも踊りそうな落胆ぶりだった。数週間後なんとかバレエの発表会も終え、締めくくりはバスケットの秋季大会。直前の練習にも熱が入る。ケガのトラウマもなく元気にプレイしているようだったがコーチから一言。「ドリブルをしながらゴールへ向かう時の姿勢がおかしい。背筋がまっすぐ過ぎてバレエを踊っているようにしか見えない。もっと前傾で攻め込むように走って欲しい」本人は全て続けたいと言っているが、これからどうなって行くのだろう。踊るようにバスケをし、突き指した手でピアノを弾いたりする事にならないだろうか。私の心配をよそに娘は今日もどこかへ向かう。