平成28年度 第5回 番組審議会議事概要

「24時間テレビ39 どさんこスペシャル!」について

1.日 時

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平成28年9月27日(火)
16:00 〜17:25

2.場 所

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STV放送会館アネックス7階A会議室

3.出席者

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[審議会委員]
濱田    康行    委員長
大谷    喜一    副委員長
乾       ルカ    委員
相馬    道広    委員
八木  由起子   委員
依田    裕彦    委員

[会社側代表]
島田    洋一    代表取締役会長
根岸    豊明    代表取締役社長
今田    光春    常務取締役報道局長 
萬谷 慎太郎  取締役編成局長
石部    善輝    取締役経営計画室長
加藤    尚道    制作局長
図書    嘉幸    コンプライアンス推進室長

[会社側参与]
宮野     聡      制作局制作部長

[特別出席]
水越     克  制作局制作部次長
           
[事 務 局]
図書    嘉幸    コンプライアンス推進室長
東郷    達郎    コンプライアンス推進室考査ライツ部長
岡嶋   真理子  コンプライアンス推進室

4.議題

(1)「24時間テレビ39 どさんこスペシャル!」について
(2)BPO報告及び8月〜9月の視聴者対応状況等について

5.議事の概要

平成28年度第5回STV番組審議会が9月27日(火)に開かれ、全国ネットのチャリティー番組「24時間テレビ39」内の自社制作部分である「どさんこスペシャル!」(8/28、11:27〜12:27放送)を議題に審議がおこなわれました。
委員からは、以下のようなご意見、ご指摘をいただきました。

◇メイン司会の福永アナ、大家アナ、稲葉氏の3人の人選、バランスがよかった。騒ぐわけではなく人間的な暖かさを感じた。
◇STVからの中継と募金方法の紹介、メインの2つのドキュメンタリーなど、いろいろな要素がテンポよく折り込まれていた。
◇稲葉氏の起用がよかった。慣れていて落ち着いており、話し方もゆっくりで印象に残る言葉もあった。
◇ウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)で夢を追う和知拓海さんのドキュメンタリーはすばらしい出来だった。進行形のストーリーをいろんな角度から取材をしており、映像も工夫されていた。和知さんの日常生活を見せることで体の状態、将来への不安も描かれていた。池崎選手を脇役にして和知選手の将来を見せていたのもよかった。
◇とかく「可哀想」となりがちだが、池崎選手が和知さんと障害について言い合う場面は、彼等でしか言えない言葉だと思った。
◇ウィルチェアーラグビーは競技も面白そうにも見えた。これをみてパラリンピックを見てみようともおもった。
◇稲葉さんの人柄が選手からの言葉を引き出していた。レポートや質問も嫌味がなく適任だった。「障害がある方が頑張っているのだから感動しろ」という押し付けた印象がなかった。
◇ウィルチェアーラグビーの選手の病気が、競技の上でどれくらい大変なのか、他の仲間がどんなひとたちなのか、そのあたりも知りたくなり、応援したくなる特集だった。続編にも期待したいし、2020年まで追って欲しい。
◇ウィルチェアーラグビーは、パラリンピックを見ても人々の反応との間にはまだ溝がある。それを埋めるようなコンテンツになっていたのは評価したい。テレビのメッセージ性を感じるキュメントだった。
◇大黒摩季さんの6年間の休業からの復活ドキュメントは感動的なストーリーだった。尺は短かったがよい取材だった。一点、「リ・ボーン」と紹介されたが、お年寄りにはわからない。24時間テレビだからこそ字幕などでしっかり出して欲しかった。
◇2つのドキュメントはどちらもタイムリーでよくできていた。ウィルチェアーラグビーは単発のドキュメンタリーでもいけた。大黒の復活は分かりやすく紹介されていた。「私の人生が歌になってくれればよい」というインタビューが印象的だった。
◇大黒さんは病気の話なので、どこまで入ってよいのかというのはあったのだろう。テレビ局としての配慮を受け止めた。
◇いろいろ批判する人はいるが、毎年2億円を集めて役立てているチャリティー番組であり、続けてゆくことが大事。これからも続けて欲しい。

◇1時間の差し替え部分だけを見て、ひとつの番組として審議するのは難しいと感じた。ホール中継やドキュメント部分、募金を求めるコーナーなど、場面があちこちに飛んでまとまりのない印象を受けた。
◇今回、24時間テレビのうちの昼のローカル差し替え枠だけをみたが、ここだけをみても関係がわからない。今後も24時間テレビの一部を審議対象にするのはよいが、全体構成がわかる資料、説明が欲しかった。
◇イオンでは北広島高校書道部のパフォーマンス、STVホールの似顔絵、名寄スナックでの歌づくりなど、各募金所のイベントの工夫が出ていたが、部分的にしか見なかったので、前後の経過も示して欲しかった。
◇募金場所300箇所の紹介が難しいのはわかるが、データ放送などを使えないお年寄りや子供たちには、地域ごとにCM前などにテロップやボードで紹介する工夫が欲しかった。
◇和知さんの病気が分かりにくかった。一生懸命練習して東京パラを目指すというが、病気そのものの内容がよくわからなく、そのへんをもう少し説明してほしかった。
◇大黒の復活ストーリーは、同じストーリーを繰り返し紹介していてしつこく感じた。
◇大黒摩季さんが大病からあきらめずに立ち上がる様子を描いていたが、重度の子宮疾患というだけで病名が明かされていなかった。明かす必要はないが、歌手として腹にメスをいれること深刻な意味をもう少し伝えたほうがよかった。
◇名寄のスナックからの中継部分は、全体の中でいまひとつ脈絡がつかめなかった。朝、夕の差し替え部分も見ればわかったのだろうが、この番組をみただけのひとは分からなかったのではないか。
◇北海道で累積で13億円集まっているチャリティーは社会貢献としてすばらしいこと。ただ、集めたお金がどう使われるのか、番組の中でももう少ししっかり紹介したらよいのではないか。


この後、編成局から10月テレビ改編の概要および10月放送予定の単発番組についての説明があり、最後に8月〜9月の視聴者対応報告およびBPO報告などが行われ番組審議会を終了しました。
次回、平成28年度第6回番組審議会は、平成28年10月25日(火)に開催を予定しています。