平成28年度 第6回 番組審議会議事概要

(1) 放送番組の種別の公表に関する報告

(2)「どさんこワイド179」内 ニュースシリーズ企画 「“食”〜北海道の力」について

1.日 時

放送番組審議会photo1
平成28年10月25日(火)
16:00 〜17:15

2.場 所

放送番組審議会photo2

STV放送会館アネックス7階A会議室

3.出席者

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[審議会委員]
濱田    康行    委員長
大谷    喜一    副委員長
乾       ルカ    委員
佐藤    寛子    委員
島津    勝一    委員
八木   由起子  委員 

[会社側代表]
島田    洋一    代表取締役会長
根岸    豊明    代表取締役社長
今田    光春    常務取締役報道局長 
萬谷   慎太郎  取締役編成局長
石部    善輝    取締役経営計画室長
加藤    尚道    制作局長
図書    嘉幸    コンプライアンス推進室長

[会社側参与]
越後谷  享史   報道局報道部長
 [特別出席]
山内    康次    報道局報道部マネージャー
       
[事 務 局]
図書    嘉幸    コンプライアンス推進室長
東郷  達郎    コンプライアンス推進室考査ライツ部長
岡嶋   真理子  コンプライアンス推進室

4.議題

(1)放送番組の種別の公表に関する報告
(2)「どさんこワイド179」ニュースシリーズ企画「“食”〜北海道の力」
         (9月30日、10月3日、10月13日放送分)について
(3)BPO報告及び10月月の視聴者対応状況等について

5.議事の概要

平成28年度第6回STV番組審議会が10月25日(火)に開かれ、まず「放送番組の種別の公表」に関する報告が行われました。
続く審議では、STV制作のレギュラー番組「どさんこワイド179」内でのニュースシリーズ企画「“食”〜北海道の力」(9月30日、10月3日、10月13日放送の3回分)を議題に審議がおこなわれました。委員からは、以下のようなご意見、ご指摘をいただきました。

◇台風被害後の今この時期にこそ伝えるテーマ、というローカル局の使命感を感じた。
◇被害を受けながらも、取材先農家でのそれぞれに前向きな話は、見ていてあたたかい気持ちになった。風化させないように継続取材をして欲しい。
◇他県取材などもして「北海道だけの問題だけではない」という報道メッセージを伝えていた。
◇台風で流された土地が上空からの映像でわかりやすく伝えられ、被害の大きさが分かったが、企画の前提となる「台風」がいつだったのか、そのこともしっかり伝えるべき。
◇農協の方のインタビューで、全国からの応援メッセージを紹介していたが、そんな場合ではないのではないかと感じた。農協関係者の危機感欠如を感じた。
◇キャスターがビニール合羽を着ていたのが気になった。長靴も履いておらず、場に相応しい服装をすべきではないかと感じた。
◇特集コーナーのテロップ「北海道の力」が見にくかった。
◇全体的に表現が抽象的。グラフや具体的なデータで説得力あるものにしてほしかった。
◇「今回は負けたけれど自然は敵ではない」といった酪農家のコメントはよかったが「自然に負けない・・・」という表現には違和感が残った。自然は人類が闘うものではない。
◇1回目は、土の大切さ。2回目は水の大切さ。3回目は農業のこれからが描かれていた。
◇女性アナウンサーが的確なリポートをしていた。言葉の選び方にも信頼感を感じた。
◇一般の方が話している時の字幕が的確に入っていた。作り手の知力、表現力、伝えたいことがわかる内容だった。
◇福岡ロケは意味があった。福岡の農業が「タネイモ」など北海道の農業で成り立っていることを知った。「問題は来年度以降」ということを福岡、北海道で語っていたのが印象的だった。
◇全般的に図解が足りなかった。川がどこにあるのか耳で名前を聞いても分からなかった。
◇牧場の被害で、アナウンサーが「大きいですね」とリポートしてたが、どれくらい大きいのか、どれくらいの頭数で、酪農家としてどの規模なのか、働く人は何人なのかなど、数字や映像が全体で見えてこなかった。全容がいまひとつ伝わらなかった。
◇先端農業の紹介では、センサーが牛の何を検知しているのか説明がほしかった。
◇スマートアグリの話は若い人たちの北海道への移住問題にも繋がる話。世界にも発信できる。より丁寧に作り込んで全国で共有してもらいたいテーマだ。
◇「IT技術はいいな」は伝わるが、「それで何ができるのか」がわからなかった。技術的なブレークスルーをしっかり伝えて欲しかった。
◇台風の被害状況を知っていることが前提の企画だと感じた。ここでもまず被害の状況をしっかり伝え、その中で南富良野の被害がどの程度の被害だったのかを紹介して欲しかった。
◇「底力」という言葉がよくでて来るが、安易な使い方だと感じた。
◇「スマートアグリ」の特集回は時間が短すぎた。すでに人口減少と高齢化の中で、これを使わないとならないのではないかと以前から言われている話。「13万頭の牛の管理」と説明があったが、スマートアグリでどの程度パフォーマンスをあげているのかがわからず、新しい情報がなかった。シリーズの展開が台風で狂ったのだと思うが次回からを期待したい。
◇出てきた農家の方はみんな若かった。彼らはいろいろ挑戦している。このシリーズで、今後さらに前向きな話を紹介して欲しい。
◇今回、「農業を伝えた」ことを評価したい。農業は地味で動きがゆっくりで、映像の世界と相性良くない。今回は台風被害の話もあり、それが加わって映像が出来上がったと思うが、何もないところから作り上げるのは大変だっただろう。それなりに評価するものがあったと思う。
◇農業には必ず「協働」と「コスト」の問題がかかわってくる。汎用機械が必要なときにコストの面から協働が必要になる。北海道の農業の特色を勉強して、今後もまたやって欲しい。農業者が見ても納得できる番組にして欲しい。

この後、編成局から11月放送予定の単発番組についての説明があり、最後に10月の視聴者対応報告およびBPO報告などが行われ番組審議会を終了しました。
次回、平成28年度第7回番組審議会は、平成28年11月22日(火)に開催を予定しています。