北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 9月13日(火)

2022年9月13日(火)

今朝の放送内容

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●オミクロン対応ワクチンを特例承認
●道内感染者2147人 全国5万2千人
●エリザベス女王の棺 市民と対面はじまる
●旭川いじめ問題 第三者委員会が最終報告書を市教委に提出
●パチンコで子ども放置 男に有罪判決 釧路市
●南区のスーパーマーケットに車突っ込む
●明治 乳製品11月から値上げ
●日産 露西部の工場稼働停止を12月末まで延長
●幼稚園児がクラクション訓練 埼玉県
●真駒内川に「サケカウンター」設置

●きのうの大リーグ 
 エンゼルス大谷選手が34号 日米通算500打点・800安打達成
 カブス鈴木選手 3試合ぶりの13号アーチ
●レンジャーズ有原投手が事実上の戦力外に 3A沢村投手は自由契約
●きのうのプロ野球結果 ヤクルト優勝マジック11のまま
●きのうの大相撲秋場所結果 一山本1勝1敗
●ファイターズ 
 ロッテに0-3でCS進出消滅 加藤投手7敗目も防御率2.14でパ2位
 宮西尚生投手と来季も契約へ
●阪神・糸井嘉男選手が今季限りで引退へ 近日中会見

今朝の選曲

【6時台】
M「まかせなさい/ウルフルズ」

【7時台】
M「イレプレイスル/ビヨンセ」
  • 北海道ライブ あさミミ!

あさミミ!アラカルト~八幡淳のスポーツプレゼンス

八幡淳ならではの目線と感覚で
臨場感(プレゼンス)あふれるスポーツの話題をお伝えしています。

今回は「 アイスホッケーを楽しもう 」

9月からコロナの影響で3年ぶりにスタートしたアジアリーグアイスホッケー。
レッドイーグルス北海道は苫小牧を本拠地としながらも
11月26(土)、27(日)、2023年1月7(土)8(日)、2月4日(土)5(日)には
札幌でも試合が行われます。
ぜひこの機会に見に来ていただきたいということで、
アイスホッケー初心者の方にもわかりやすいように歴史からルール、
日本のアイスホッケーの歩みについてご紹介します。

アイスホッケーは、天然または人工氷のスケートリンク上で、
スケート靴を履いて行われる団体スポーツ競技。
陸上で行われるホッケーの形式を氷上に持ち込んだものです。
2チームが長方形(楕円形)をしたリンクの中で、
スティックと呼ばれる長い柄の先端部分に角度をつけ湾曲させた杖状の用具を用いて、
硬質ゴムでできた扁平な円柱状のパックを打ち合い、相手方のゴールに入れることで得点し、
その得点を競うスポーツです。
スケートを用いているため、グラウンド上の同種競技と比べ格段に速いスピードが出ますが、
接触等による危険が高いため全身に防具を装着してプレーを行うことが義務づけられています。

冬季オリンピックなどでこの競技を統括する
国際アイスホッケー連盟の加盟国(または地域)は現在82です。
アイスホッケーの起源説は数多く、発祥地として名乗りを上げている国々は世界各地にあります。
有名なものでは、16世紀のオランダの絵画に描かれている、
市民が凍結した運河の上で行っているスポーツの光景が、ホッケーの起源ではないかという説。
ただ、このスポーツの光景は、どちらかと言えば、ゴルフやポロに近いとも言われています。
また、1763年にフランスからカナダ領土を勝ち取ったイギリス人兵士達が、
カナダのフィールドホッケーとノヴァスコシアの原住民が行っていたラクロスを組み合わせ、
凍結した河川、湖、池などで行っていたスポーツが起源という説もあるそうです。
これら複数の起源があるとされる中、現在のルールに近い形で定められたのは1877年、
カナダのマックギル大学の学生らがフィールドホッケーと
ラグビーを組み合わせた競技ルールを考案した際です。
発足当時のルールは9人制でしたが、幾度かのルール改正に伴い、
7人そして、現在の6人制に落ち着きました。

冬季オリンピック競技種目としては、
男子は1924年シャモニー大会より実施され、初の金メダルはカナダが獲得。
女子アイスホッケーは1998年長野大会で初めて実施され、
女子初の金メダルは、アメリカが獲得しました。

では日本での歴史と言えば1915年に慶応大学出身で、
あの福沢諭吉の門下生で後に横浜市長、全日本体操連盟初代会長も務めた
「市民スポーツの父」と呼ばれる平沼亮三さんがアイスホッケーの防具を輸入したことをきっかけに、
長野県の諏訪湖で初めてアイスホッケーをプレーしたのがはじまり。
それから8年後の1923年には現在の北海道大学の学生による学内の対抗試合が行われ、
その翌年には、国内の学生たちによる初の対抗試合が行われました。

簡単なルール説明です。
アイスホッケーは、試合中最大で6人のプレーヤーがリンクに立てます。
ゴールキーパー1人、ディフェンス2人、フォワード3人の内訳が一般的ですが決まりはありません。
ですから先日のレッドイーグルスの開幕戦のように、試合終了間近に、
得点を稼ぐため攻撃力のあるプレーヤーだけを投入する「6人攻撃」という手法がとられることもあります。
ベンチ入りも含めると1チーム22人です。
キーパーは2人までと決まっていますが、ディフェンスとフォワードの人数はチームによって異なります。
重たい防具をつけて激しい動きをするので体力の消耗も非常に激しく、
試合時間内に交代できる選手をたくさん確保しておく必要があるので、
ベンチ入りも数が多いです。
更に、選手交代を審判に伝える必要がないため、試合も中断しません。
試合時間内はどんどん選手交代がされるので、選手は一瞬で入れ替わります。

試合時間の単位は「ピリオド」です。1ピリオドを20分とし、3つのピリオドで構成されます。
決着がつかない場合は、延長戦に突入。延長戦は5分間で、ゴールを先制したチームが勝ち。
それでも決着がつかない場合は、ペナルティーショットで勝敗を決めます。
そして、パックの動きに関しての覚えておきたい言葉が2つあります。
それがオフサイドとアイシングです。
オフサイドは、攻撃する側のプレーヤーが、パックより先に敵陣側の
ブルーラインを超えた場合に適用されます。
アイシングはリンク上のセンターラインより手前から打たれたパックが、
一度も触れられることなく相手側のゴールラインを超えた場合に適用されます。
これらが宣告されると試合はキルプレー時以外は一時中断します。
そして重要なのが反則行為です。
基本的に接触プレーが多く一部体を使ってする反則行為も対象ですが、
特に禁止されているのはスティックを使って相手を妨害する行為。
これが2分の出場停止ペナルティボックスで待機しなければいけない対象になります。
ちなみに複数の反則を同時に犯したと判断されると4分の出場停止。
この間に得点されると2分、4分を待たなくても反則対象者は試合に復帰できますが、
更に悪質で相手にけがを負わせてしまうような反則は5分の出場停止、
しかもその間に得点されても5分経過しなければ試合復帰出来ないルールもあります。
これらを繰り返すと10分の出場停止などもあります。
ただし、スティックを使わない「ファイティング」という手を使った戦いに対するペナルティなどは、
北米圏では条件付きで容認されていることもあるので
「氷上の格闘技」と言われる所以となっています。

ペナルティ時人数が多いチームはパワープレー、
少ないチームはキルプレーと呼ばれる時間となります。
日本では1966年から日本リーグが誕生。
これはプロ野球、サッカーに次ぐ3番目のリーグでウインタースポーツとしては
初めての国内リーグでした。

1979年には西武鉄道、王子製紙、古河電工、国土計画、十條製紙、雪印の6チームの構成。
これが僕が子供のころスポーツニュースでやっていたリーグのラインナップ。
子供心に応援したのは雪印。
父は会社が王子製紙の仕事を請け負っていて「王子製紙」を応援。
その王子製紙の「王子イーグルス」がクラブチーム化したのが、
現在のレッドイーグルス北海道です。
自分を育ててくれた王子の流れをくむチームを応援しないわけにはいきません。
今後も随時試合情報などはお届けしていきます。
皆さんも注目してみて下さい。

毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」

月曜日は油野純帆ANが担当
「ローカル情報発信!あぶらのチェック」
北海道生活が2年目の油野AN。179市町村のことをもっと知りたい!という
好奇心から、その週にピッタリのご当地情報を紹介する超ローカルコーナーです。
 
火曜日が「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
水曜日が「あさミミ☆リサーチ」!ですが、少しマイナーチェンジします。
毎週ひとつのテーマを設定。皆さんからメッセージをお寄せいただくコーナーになります。
テーマによってはツイッターでアンケートも実施していきます。
 
木曜日が「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日が「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 
 
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