ごきげんようじ

第3回「北海道の縄文遺跡群」

2021年7月31日(土)
  • HOKKAIDOLOVE
「HOKKAIDO LOVE」このコーナーでは毎週、道内のファミリー旅行や女子旅におすすめスポットをご紹介していきます。

第3回は「北海道の縄文遺跡群」をご紹介。
先日開催されたユネスコ世界遺産委員会で、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録が審議され、
正式に登録決定となったのを皆さんもご存知ですよね!

「北海道・北東北の縄文遺跡群」とは、今からおよそ15,000年~2,400年前までの間の
縄文時代の人々の生活実態を示す17の遺跡で構成されています。
そのうち、北海道には6つの遺跡があるんです。
北海道環境生活部 縄文世界遺産推進室の阿部 千春さんに縄文遺跡群のポイントを伺いました。

垣ノ島遺跡→住居群と墓で構成された集落。

北黄金貝塚→貝塚に人の墓がつくられている。貝塚は、単なるゴミ捨て場ではないんです!

大船遺跡→大規模な住居がつくられた拠点的な集落。

入江貝塚・高砂貝塚→寒冷化の影響を受けた集落が、縮小・分散した時期の遺跡。
 入江貝塚からは「相互扶助」の様子が伝わってきます。

キウス周提墓群→集団墓地が発達した時期で、当時の社会構造がわかる遺跡。

阿部さんに縄文遺跡群の楽しみ方・ポイントをお聞きすると・・・
「今の自分達の生活と縄文遺跡は、関係ないと思われがちですが、縄文人と現代人で共通する精神性もあります。
縄文文化というのは、私たちの遠い祖先が残したものと思ってみてください」と話してくださいました。

意外な共通点を新しく発見できるかも?
皆さんも北海道の6つの縄文遺跡群、北海道・北東北の縄文遺跡群に訪れてみてはいかがでしょうか!
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