KANのロックボンソワ

第635回『星屑の隙間に木村基博をふりかぶって』

2017年3月4日(土)

第635回『星屑の隙間に木村基博をふりかぶって』

3月ですよ、
弦楽四重奏との全国ツアー【Concerto col Quartetto da Muroia】、
楽しくやらせていただいています。それとはあまり関係なく今週は、
2月12日(日)に大阪城ホールで行われた、スターダスト☆レビュー
・スキマスイッチ・秦基博、そして私KANの4組によるライブイベント
【星屑の隙間に木村基博】の内容をふりかぶりながらの1時間です。
よろしくおつきあいください。

M1. 我が良き友よ / かまやつひろし < 1975

かまやつひろしさんがお亡くなりになりました。
私は同じイベント・番組などで、2度ほど御挨拶
させていただいただけですが、とてもやわらかい
ムッシューだったことをよく憶えています。
実は、中学1年生の私が、はじめてギターで
弾いてみたのはこの曲です。

M2. Bohemian Rhapsody / Queen < A Night At The Opera < 1975

では、【星屑の隙間に木村基博】略称【ホスキモ】の話です。
前回2010年と同様にオープニングはこの曲。
本家Queenも全編生演奏したことがないという難曲。
前回は私のバンドも含めて総勢14人での演奏でしたが、
今回は4組10人だけでやりきるため、その難度は更に上がりました。
構成人数が違うためコーラスの振り分けアレンジも結局すべて書き直し、
新たな意識で取り組み、リハーサルの中でも最も多く繰り返し、
果たして見事にやりきりました。

M3. ユリーカ / スキマスイッチ < 2012

【ホスキモ】で演奏したこの曲、構成の流れ上、
私は演奏に参加していませんが、たいへんに複雑な
シンコペーションが乱出する、見ているだけでも
演奏難度の極めて高いものでした。

そんなスキマスイッチ初の対バンツアー
Tour 2017 re:Action】の大阪・札幌公演に、
私は私のバンドで対バン出演します。
札幌公演は6月29日(木)ニトリ文化ホールです。
お問合せはマウントアライブ 011-623-5555

http://www.office-augusta.com/sukimaswitch/reaction/

 

M4. My Funky Valentine (Live) < Stardust Revue < FACE TO FACE < 1992

中盤ではスタレビュさん6人だけでこの曲を演奏。
落語かと思える軽妙な語りからのベタベタのブルースは、
全体の構成的にもこのライブの幅をぐっと広げました。
92年のライブ盤からお聴きいただきます。
そんなスタレビュのみなさん、今日は札幌公演でした。
今頃ススキノのどこかで打ち上っていることでしょう。

M5. 桜ナイトフィーバー / KAN < 2015

今回お聴きいただくSingle Versionは、
TRICERATOPSの和田唱くんが自身で作ったギターソロです。
【ホスキモ】では、本来根本要さんが弾くはずのギターソロを
秦くんが奪い取り、続いて大橋くんも奪い取り、
要さんはしょんぼりうなだれてギターを下ろす、という演出でした。

M6. スミレ / 秦基博 < 2016

お客さんとみんなでの振り付けがある曲ですが、
その振り付けを事前にスタレビュさんの曲に
割り込んでやってしまう、というアイディアは
秦くん本人から出たものです。

M7. キリギリス / KAN < la RINASCENTE < 2017.03.15

では、3月15日発売、弦楽四重奏とのセルフカバーアルバム
la RINASCENTE】からお聴きいただきます。
この曲、一聴原曲に近い雰囲気ですが、原曲は弦楽器の他に、
トランペット・トロンボーン・チューバなどの金管楽器、
ファゴット・オーボエなどの木管楽器で構成された、
つまり小さいオーケストラ的なアレンジを、弦4本だけで
やりきる編曲には充分な時間がかかりました。

 

そんなアルバムをひっぺがしての全国ツアー
Concerto col Quartetto da Muroia】、
今日は神戸公演でしたので、本当の私は三宮あたりで
打ち上っているところでしょう。
札幌公演は3月20日(月祝)共済ホールです。

 

そして、4月14日(金)は東京・中野サンプラザホールでの、
特別感謝活動年ケジメ公演【ロックンロールに拿捕されて】。
準備は着々と進んでいます。

 

すべてのことは私のオフィシャルサイト
www.kimuraKAN.com】を御覧ください。

 

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