牧やすまさ路地裏のスピリッツ

第9回

2018年8月27日(月)

2018年8月27日放送

「みんなのあんしん介護」

札幌で老人ホームや介護施設探しのお手伝いをしています
「老後のあんしん札幌相談室」の方にご出演頂き、
身近な介護のお話や、皆さんから寄せられるご相談、
リスナーの皆さんの介護のお悩みにお答え頂くコーナーです

 

今日のお話・・ご近助付き合い

先週は、高齢者の孤独死を防ぎたいという話をさせていただきましたが、
その中で牧さんが「近く」「助ける」と書いて「ご近助」という考え方を
広めたいというお話をされてから、ハッとさせられまして「ご近助」について
いろいろと考え調べてみました。
パソコンのワード変換で「近助」という単語が出てきたこと、
そして既に「ご近助」という考え方を広めようと活動を始めている
地方の自治体などが存在するということに驚きました!

 
88歳の女性がいるのですが、全盲で身寄りが無い独居で 
認知症もかなり重度。脳梗塞を繰り返しており、
周りの人は何度も老人ホームへの入所を提案したようですが、
目が見えないということや、物取られ妄想があったりと、
人間不信に陥ってしまっており 話を進めることができず数年が過ぎていたようです。
その方のお宅を訪問した時には、
「こんなに暖かい人に会ったことがない」と泣きながらすがってきて
離してくれませんでした。

私が強く思ったことは、この方は団地に住んでいましたし、
両隣向いと 目と鼻の先にご近所さんがいます。
毎月自治会費の集金の訪問もありますし、
誰か一人でももう一歩踏み込んだ関わり方ができていれば、
ここまで問題が深刻にならなかったのでは?ということです。

 

「自分のことを気にかけてくれる人がいる」ということを知るだけで、
その方が声を上げる意欲や勇気が湧くのではないかと思います。
近くで見ているだけでなく、「自分の親だったら、、、」という気持ちで
もう少し関心を持ってくれたら、関わり方も見えてくると思います。

例えば、「大丈夫ですか?」と声をかけて、大丈夫じゃなくても
「大丈夫です」と応えてしまうように、「あなたは老人ホームに入ったほうがいいですよ?」
と唐突に言われても「その必要は無いです」となるのは当然です。
そうではなく、「なにかお手伝いさせてください」
「最近どうですか?お話聞かせてください」といった、
YESNOで答えられないような、相手に選択肢を与える声掛けを行うことが、
ご近助付き合いの第一歩だと感じました。

 

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