ラジオ・チャリティ・ミュージックソン

ラジオ・チャリティ・ミュージックソンとは

2016年11月1日(火)
 今から41年前の1975年。 戦後30年が経ち、70年安保闘争も終焉を見せ、表面上は幸せになっていく日本は、高度成長の中ますます物質的な豊かさを求めて「お金が全て」の時代に突入していきます。

 そんなとき東京・ニッポン放送のラジオスタッフが、「12月24日クリスマスの日にラジオが出来るクリスマスプレゼントとは一体何だろうか…?」という大きなテーマで話し合いが始まりました。そして「耳で聞く、心で見るラジオなのだから、目の不自由な方のためになる放送を!」ということにたどり着いたのです。

 すぐさまこのコンセプトは全国のラジオ局に発信され、各局はこの趣旨に賛同。こうして全国各地でクリスマスイブの正午からクリスマスの正午にかけて24時間生放送の「チャリティミュージックソン」という番組が始まりました。 「ミュージックソン」とは「ミュージック マラソン」という言葉を略したもので、造語です。「ラジオ局に、あなたの聞きたい曲、誰かに聞かせたい曲をリクエストしてください! 私たちはそのリクエストに応えます。ですので、あなたはこの『通りゃんせ基金』への募金を、よろしくお願いします。この呼びかけは、24時間続けます。」

 「通りゃんせ基金」とは、目の不自由な方が安心して横断歩道を渡るための「音の出る信号機」設置や盲導犬育成などのために使われる基金です。 北海道地区は1976年からSTVラジオが参加しており、現在までに北海道内に140基を超える音の出る信号機を寄贈しました。 また、盲導犬協会へは3,700万円を超える寄付が記録されています。

 その後、“ラジオ・チャリティ・ミュージックソン 〜目の不自由な方へ通りゃんせ基金を〜”は、『STVラジオ、ニッポン放送、青森放送、岩手放送、ラジオ福島、ラジオ大阪、和歌山放送、九州朝日放送、ラジオ沖縄』の全国民放AMラジオ9局で組織する“全国ラジオチャリティミュージックソン実行委員会”が主催する一大イベント放送へと膨らんで、昭和50年に放送を開始致しました。 そして更に、RCC中国放送、西日本放送が趣旨に賛同して新たに仲間入りし、全国11局ネットで展開しています。 毎年、クリスマスイブからクリスマスにかけて24時間生放送を展開し、ラジオを『心の友』として接触されている視覚障害者の方々の日常生活に役立てるべく、基金を募っています。

 STVラジオでは、今年も放送を通じて広く目の不自由な方々へのご理解と積極的なご支援を呼びかけて善意の浄財を募り、 「音の出る信号機」の設置、「盲導犬の育成事業」への寄付などを行ってまいりますので、皆様のご理解とご協力を宜しくお願致します。
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