TAMURADIO

SCOOBIE DO コヤマシュウのDo You 名言集

第26回“DoYou名言集”

2017年6月16日(金)

「ブルースとはリラックスだ。byジジメタルジャケット2」

今回は漫画「ジジメタルジャケット2」の中に出てくる名言でございます。ジジメタルジャケット、知りませんよね?説明します。これはですね、泉昌之さんが書かれた漫画なんです。泉昌之さんというのは泉晴紀さん、久住昌之さんの2人からなる漫画家コンビでございます。久住昌之さんはドラマにもなりました「孤独のグルメ」その原作者でもあります。で、「ジジメタルジャケット」がですね、メタルバンドを組んだ老人4人が織りなすドープな音楽ネタを盛り込んだギャグ漫画なんですけども、この続編が「ジジメタルジャケット2」。なんとこのじいさん4人がメタルバンドを辞めてブルースバンドを結成してしまうんですね。これまた超ドープなブルースネタを盛り込んだ“くだらなおもろ漫画”なんですけども。この作品の中に今日の名言が出てきたわけであります。ブルースっていうのは音楽のジャンルです。僕はブルースが好きなんですけども、聞き始めたのは高校生くらいかな?リーダーに教えてもらってね。で、かっこいいなと思って聞き始めるんです。それでねブルースを聞きあさったり研究したり本を読んだりとかしてくと、ブルースっていうのは黒人の奴隷時代の苦しみを歌にした労働歌が起源だとかね、あとは黒人の孤独感とか悲しみを表現したような歌だっていう話が出てくるんです。さらには黒人の悲しみを知らない人々には真のブルースは出来ない、みたいな論調があったりとかする。でもね、このブルースという音楽を聞いた時の心が踊る感じ、そういうものがねこの悲しいとか孤独って感じになかなか結びつかないんですよね。なんかブルースマンの歌声ってね、みんな笑ってるように聞こえるし。だからねブルースってなんか難しいなって考えちゃった時があったんですよ。なんかやっぱり日本人の俺にはブルースって手の届かない領域なのかなとかね、思い考えていた所に今日の名言です。「ブルースとはリラックスだ。」この言葉はですね、漫画の中でとある爺さんがアメリカに行って本場のブルースを聞いた時に黒人のブルースマンに言われた一言なんです。「ブルースとはリラックスだ。なぜなら一日の仕事を終えた人たちが楽しむ音楽だからだ。」ってなことを言うんですね。まあ、これ漫画の中の話しなんですけど、なんかね本当の黒人に言われたようなリアリティがあって。多分これ泉昌之さんも実際にそうやって言われた体験を漫画にしていると思うんですけども。それくらいリアリティのある言葉ですごい刺さったんですね。「あ、楽しんでいいんだよね!だって楽しいもん!カッコイイもん!」ってね。なんかブルースに対してすごく素直になれたんです。確かにブルースっていうのは悲しい気持ちを歌っているんですよ。女が出て行っちゃった、他の男に取られてしまった、とかね。俺はあの子のことが好きなのにちっともあの子は振り向いてくれない、とか。そんなような悲しい話をネタにしたものが多いんですけども、でもねそれをネタにして歌にしてリズムに乗せて楽しいものにする。それがブルースだと思うんですよね。だからね、ブルースを聞くとね「悲しいことは確かにある。それは本当の事でなくならない事だけれど、でも残りは自由だぜ。だったら楽しもうぜ。」って言ってるように僕には聞こえるんですよね。で、なんで今日この名言を選んだかと言うと、この間のツアーでね、ちょうど僕たち(札幌)ベッシーホールにお邪魔したんですけどその時にね素敵なフライヤーを発見してしまったんです。6月24日土曜日ベッシーホールにて「吾妻光良トリオ、ライブ!」吾妻さんですよ。吾妻光良 & The Swinging Boppers。The Swinging Boppersはビッグバンド編成で今回はトリオですがこれはもう絶対に行くべき。次郎君も行くべき。本当に楽しい。で、音楽って最高だなってね絶対に思います。若かろうが年取ってようが関係ない。ライジングサンが好きな人なら絶対に行った方がいいです。俺たちもね吾妻さんとは対バンさせていただいたことがあるんです。それこそライジングサンにも何年か前に出ていましたね。でね、その時にね、楽屋エリアで会ったんですよ。そうしたら僕らを見るなり僕らが声をかける前に「あ!スクービードゥだ!」って吾妻さんが遠くから言ってくれてね。すごい嬉しかった。これはね、僕の自慢です。という訳で「ブルースとはリラックスだ。」一杯やりながら脳みそゆるめて一曲聞いてください。

 

M: 最後まで楽しもう / 吾妻光良 & The Swinging Boppers

 

 

  

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