田村次郎のTAMURADIO

SCOOBIE DO コヤマシュウのDo You 名言集

第40回“DoYou名言集”

2018年8月17日(金)

「これは戦いですから」by山下達郎

せっかくライジングロックサンロックフェスティバルの会場での公開収録なので
まつわる名言を!

2014年のライジングロックサンロックフェスティバルで
RED STAR FIELDの遅めの時間に登場した山下達郎さん。
当時のレイアウトだと、後ろが導線になっていて客席もだだっ広かったので
埋まる事はめったにないのに、その時は後ろまで埋まっていて。
あの敷き詰められ方は例えて言うなら風の谷のナウシカのラストシーンで
オウムがナウシカの周りに集まっている感じ。
人がすごく入っていて、ライブもすごくて、山下達郎は半端ないなぁと思っていて。

僕らはスマイルカンパニーという山下達郎さんの事務所に昔いた縁で
今も仲良くしている社員の方がいてバックステージで達郎さんが食事をしてるから
今なら挨拶が出来るからちょっと来てよと言われたので行って
「最高のライブでした。お客さんも後ろまで埋まっていて、
達郎さんを知らない人達も盛り上がっていました」
と感想を伝えたら「ほほほっ。これは戦いですから」と
ちょっとニヤッと笑いながら言っていてたのがすごく心に残っていて。

みんな達郎さんのパブリックイメージというのは、クリスマスイヴという曲を作って
ポップスのフィールドで聞き心地のいい曲を作って名前を残している、
あたりの柔らかい方というイメージがあると思うんですけど、
この言葉からもわかるように、マインドはロックの人なんです。
今、スマイルカンパニーという事務所にいますけど、それ自体も達郎さんがバンドを辞めて
独立する時に作った事務所でインディーズのスピリットも持っている人。

達郎さんは自分の声の質、歌のフィーリングもあるから
ポップスをやっていくしかないと言っているけど、
自分がやりたい事を本気でやるんだ、やり通さないと
山下達郎はなくなっちゃうんだという事を続けていった人。

ただの聞き心地のいいポップスを作っていこうとか、
みんなの喜ぶ歌を作っていこうというんじゃなくて
本当にカッコイイと思うものを山下達郎という名のもとにポップスとして作っていこうと
やり続けてきた人だからライジングサンロックフェスティバルのような
音楽が大好きな人たちが集まる場所に出て行って、
出て行けば「おぉー」とはなるけれど、そこで半端な事をやって、
達郎たいした事ないなって言われたら終わりだと。
でもそれを絶対に言わせないという気持ちで出て行っている。
やっている事はポップスだけど、マインドはハードロックだと思う。
そこで「今日は楽しかったよ」という感想でも良いと思うんですけど
「これは戦いですから」って言うのは本気だしとてもロックだと思う。
俺も達郎さんと同じフィールドにいるとは思わないけど、こっち側の人、俺たちの味方、
ロックのマインドすごく持ってるなとその言葉から思ったし、
ライジングロックサンロックフェスティバルがそうさせたとも思う。

達郎さんの音楽、コード感、メロディ、歌も好きだけど、1番好きなのはマインドの部分。
そういう人がやっている音楽だから好き。

だから達郎さんはライジングロックサンロックフェスティバルに来ている
君や俺たちの味方ですから!

 

M「SPARKLE」(山下達郎)

 

  

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