田村次郎のTAMURADIO

第24回“DoYou名言集”

2017年4月21日(金)

「元気がないとポップスだと思われる。byTOMOVSKY」

 TOMOVSKYさんの名言です。TOMOVSKYさんというとですね、ちょっとロシアっぽい感じが若干しますけど、日本人でございます。TOMOVSKYさんはミュージシャン。元々はカステラというバンドをやっていた大木知之さん、現在はソロ活動をしてこのTOMOVSKYという名前で活動をしています。6月9日に武道館公演を行う結成30周年Theピーズのベースボーカル大木温之さん、はるさんとは双子の兄弟でありまして、はるさんがお兄さん、ともさんが弟。今日の名言は弟のTOMOVSKYさんの名言なんですが、これはね、とあるLIVEでの楽屋にてTOMOVSKYさんが発した言葉を僕が聴いてグッと来た言葉なんですけど。フラワーカンパニーズトリビュート盤というCDがありまして、我々SCOOBIE DOも「恋をしましょう」という曲をカバーして参加しているんですが、そのトリビュート盤の発売記念ライブというのがあったんですね。その楽屋でこの発言を聞きました。このLIVEはフラカンがホストバンドになって、トリビュート盤に参加してくれたグループのボーカリストを呼んで、1曲ずつセッションするという豪華な企画だったんですが、メンツが、怒髪天の増子さんをはじめとしまして、その界隈のねキャリアの割りとある錚々たるメンツが非常に多くてですね。そのLIVEを楽屋のモニターで見ながら、一番最後にコラボで出演する増子さんがですね、いろいろモニターを見ながら解説する「増子副音声」というのが始まりまして、でね、みんなでガヤガヤ喋ってたんですねそれを見ながら。で、怒髪天の増子さんが、割りと年配のキャリアのあるアーティストの動きを見ながら「なんかやっぱり昭和生まれのオレたちはステージングに落ち着きがないよなぁ」みたいな話になって、「いちいち動いてないと気が済まないというか、こうオレたちは昔からこんな感じだよなぁ」なんてそんな話をした時にポツリとTOMOVSKYさんが言ったんですね。

「元気がないとポップスだと思われる」このフレーズね、いいっすよね~!まずこの言葉の響き、フレーズ力がたまんないですよね。しかもね、決してポップスが悪いって言ってるわけじゃないんです。否定しているわけじゃなくて、だけどオレはポップスじゃないよ、オレはポップスの側ではない。ポップスじゃないロックなんだ!って言っているような気がしてくるんですよね。で、じゃあロックってなんなんですかってなった時にTOMOVSKYさんの場合は「それは元気があることだ。まず元気があることがロックなんだ。」という結論になるわけです。この単純すぎる論理。でもよくよく考えるとこれは本当にロック、あるいはロックンロールというモノの心理をついた言葉だと思うんですよね。”ロック=ありあまる元気”これなんか良くないですか?すごく心理をついていると思いませんか?TOMOVSKYさんはね、フレーズの天才なんですよ。僕は本物の詩人だと思います。彼の曲の中に、「我に返るスキマを埋めろ」という名前の曲があるんですけど、これなんかね、曲名だけでも1個の詩ですよね。というわけで、今日はTOMOVSKYさんの名言「元気がないとポップスだと思われる」ご紹介しました。

 

M: FunkiSt Drummer / SCOOBIE DO

 

 

  

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