田村次郎のTAMURADIO

第29回“DoYou名言集”

2017年9月15日(金)

「失敗を恐れるな。失敗なんてないんだ。 byマイルス・デイビス」

ということで今月のDoYou名言はマイルス・デイビス。ジャズトランぺッターにして音楽界の偉人ですけれども、この「失敗を恐れるな。失敗なんてないんだ。」という言葉はなんか明快でいいですよね。「失敗を恐れるな」って言葉はよくある気がするんですよ。「失敗を恐れるな。」だとか「失敗してもいいんだ。」とか「失敗しても大丈夫だ。」とか「失敗と言うのは成功の母である。」とかね。なんかそんな言葉は聞いた気がするんですけど、今日の言葉の名言っぷりというのは“失敗なんてものはない”存在しないと言い切っているところだと思います。これはマイルス・デイビスがジャズトランぺッターとして音楽界の中でやり続けてきたことと関係のある言葉だと思うんですけど。マイルス・デイビスというのはジャズをやり始めた時から常に革新的な自分のスタイルというのを模索し続けていわゆるジャズという音楽ジャンルの枠組みを自分の行動によって広げてった人なんですよ。つまり常にチャレンジをし続けていた人ということで、自分がこうだと思ってやったことというのは仮にうまくいかなかったとか思ったよりうけなかったとか、ジャズの世界で言えばお客さんに全然受けないだとか、レコードを出しても全然売れないだとか、もしかしたら失敗なのかもしれないけれど、それは自分が自分にこうしたいと思う、自分が自分であり続けて挑戦している、何かを成し遂げようと思っているうえではその気持ちを持っている限り失敗じゃないんですよ。それはね、いつか訪れる成功というものへの道の途中でしかないということなんですね。これは負け惜しみのように聞こえなくもないんです。チャレンジし続けてなんとなく挫折を味わってでもやり続けた人。負け惜しみのような感じを多分に含んでいるのかもしれないんですけど、これはやり続ける人の行動原理を言葉にして自分に言い聞かせているそんな言葉だと思うんですね。だからマイルス・デイビスにとっての失敗っていうのは自分が自分でなくなっちゃった時、それがきっと失敗なんじゃないかな。例えばこうやりたい!こうしたい!と思ってそれをやる。それをやり続けている限りは成功への道を突き進んでいるんだけど、何か人に言われるだとか自分が本当にやりたいことをやることができないという状況になった時にそれこそが失敗だとマイルス・デイビスは思っている気がするんですよ。だから自分が自分で何かをやろうとしているんだったら失敗なんてない。だから失敗を恐れるな。失敗なんてものはないんだって強く言い切れるんじゃないかと思うんですね。というわけで今月の名言はジャズ界の偉人ジャズトランぺッター、マイルス・デイビスの名言でございました。というわけで来月10月4日にリリースされるスクービー・ドゥの最新アルバム「CRACKLACK」からやはりこのナンバーでいきましょう。

 

M: Cold Dancer / SCOOBIE DO

 

 

  

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