どさんこワイド179

ひそかなブーム到来!?マンホール工場に潜入!

2018年6月5日(火)

ひそかなブーム到来!?マンホール工場に潜入!

今日の特集は、道内の6割の「マンホール」を製造している小樽市の田中工業にお邪魔し、製造過程を見せていただきました。全国各地にある“ご当地マンホール”をデザインしたカードは、全国の自治体などで無料配布されていて、それを収集するファンも増加中です!

田中工業

【住所】小樽市奥沢3丁目
【電話番号】0134-25-7300
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道端で誰もが一度は目にしたことがある「マンホールのフタ」。札幌市民なら札幌時計台の柄、函館市民ならイカの柄、小樽市民なら運河の柄がお馴染かもしれません。そんな様々なデザインがあるマンホールのフタは、今の時期、製造の最盛期を迎えています。雪が解けて道路工事が増え、それに伴いマンホールを一新する場合が多く、今発注が増えています。
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突然ですが、みなさん「マンホールカード」ってご存知ですか?ご当地キャラクターや観光名所、名産物がデザインされたマンホールのフタを紹介するカードのことです。2016年から全国各地の水道局などで無料配布されています。カードを収集する“マンホーラー”と呼ばれるファンもいるほど、今ブームになっています。札幌市では2年前から約2万枚が配布されています。
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全国のご当地マンホールもご紹介しました。静岡県富士市は日本の最高峰「富士山」、兵庫県姫路市は世界文化遺産で国宝でもある「姫路城」、兵庫県西宮市は「阪神甲子園球場」、広島県広島市は「カープ坊や」が描かれています。旅行へ行ったときに探してみてはいかがでしょうか。
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今回、田中工業では製造過程を見せていただきながら、特別に「どさんこくん」の“マンホール”を作っていただきました!
まずは、樹脂製の型で“鋳型”を作り、1300度という温度の溶けた鉄を流し込みます。鉄が冷めたら、鉄に付着した不要物を取り除きます。大きな洗濯機のような箱の中には小さな鉄の粒が飛び交っていて、表面が磨かれます。次は手作業で綺麗な円に形成され、サビ予防の塗装作業が行われます。じっくり2時間半かけて塗装された完成品は美しい銀色に輝いていました。マンホールは1つ作るのに最低1週間、手間暇かけて作られていることがわかりました。

この他にも田中工業では、道民のソウルフード・ジンギスカンの「鍋」も製造しています。小樽にある生ラムジンギスカンの専門店「北とうがらし」は、食材だけでなく使う鍋も地元・小樽の物にこだわりたいということで、田中工業に特別注文しています。
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