どさんこワイド179

どさんこワイド夏!お宝キャラバンin根室市

2018年8月17日(金)

どさんこワイド夏!お宝キャラバンin根室市

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どさんこワイド朝と夕が合同で北海道各地にお邪魔して、地元の方と触れ合い、その町の魅力をお伝えするスペシャル企画「どさんこキャラバン」。今回は“夏のお宝キャラバン”と題して「根室市」にある落石漁港から、さまざまな“マチの宝”をご紹介しました。

落石漁港

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賑やかなオープニングを飾ってくれたのは、落石小学校の皆さんです。落石小学校の太鼓は伝統で、25年前から授業の一環として取り入れています。普段は地元のお祭りなどで熱い演奏を披露しています。
今回、中継の会場としてお邪魔した「落石漁港」は300隻もの船が出入りする大きな港です。道内トップクラスの出荷量を誇る「タコ」や、立派な「花咲ガニ」など“マチの宝”がたくさんあります。

野生の馬が暮らす奇跡の島「ユルリ島」

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落石漁港から2.6km離れた場所にある「ユルリ島」は、周囲8kmほどの無人島です。エトピリカなど絶滅危惧種の海鳥の繁殖地として北海道天然記念物に指定されています。そんな豊かな秘境には、なんと野生化した「馬」が暮らしています。名前も持たず、誰にも縛られることなく、ありのままの姿でのびのびと暮らしています。
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今回は、かつての馬の持ち主である、漁師の庄林泰三さんと共にユルリ島に上陸させていただきました(許可を得て入島しています)。STVでは16年前(2002年)にもユルリ島を取材しています。現在65歳の庄林さんは体調を崩し、島へ渡るのは十数年ぶり。「最後になるかもしれない」と庄林さんは一歩一歩思い出を噛みしめるように島の奥へと案内してくれました。
そして、この島の主、野生化した馬に出会いました。現在は3頭が暮らしています。
馬たちは、厳しい冬も生き延びる術を知っていて、冬でも枯れない草や、凍らない湧水を飲んでたくましく暮らしています。

マチの宝「根室十景」

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「根室十景」もマチの宝です。夕焼けが美しく映える「温根沼」、形が特徴的な「風連湖」、最東端の「納沙布岬」など見どころがたくさんあります。根室十景の1つ「春国岱」と「長節湖」はヒグマが確認されたため現在立ち入り禁止です。

根室のマチをぶらり…「あなたの宝物は?」

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根室のマチを歩きながら市民の皆さんの“宝”を伺いました。中心部の商店街には、大正時代から約100年続く日用品店もあります。また、衣料品店「イザック」のご主人に尋ねると「根室には“宝”がありすぎて一番は決められない。でも、ウチの店の宝は“後継者”です。」と息子さんが“宝”だと教えてくれました。「根室金刀比羅神社 例大祭」の練習をしているお子さん達にも出会いました。地域の人々を繋ぐ伝統のお祭りを未来の力が支えます。
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