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札幌ビル遺産〜昭和レトロの豪華なビル「大五ビルヂング」

2019年1月11日(金)

札幌ビル遺産〜昭和レトロの豪華なビル「大五ビルヂング」

古き良き昭和の魅力を建物から再発見するシリーズ企画・札幌ビル遺産。今回は築65年の「大五ビルヂング」を訪ねました。

大五ビルヂング

【住所】札幌市中央区大通西5丁目
【営業時間】10:00〜19:00
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大通公園から歩いてすぐ、1954年(昭和29年)に建てられた築65年のビルです。建築当初は5階建てでしたが、すぐにテナントが増え、7年後には当時としては巨大な7階建てのビルになりました。外壁は雨風や摩擦に強い御影石が使われ、ドアの取っ手は真鍮、内壁は徳島県産の大理石を全面的に使うなど贅を尽くした建物です。札幌市内の一等地であるこの場所にビルを建てたのは当時の日本の最大産業・炭鉱で財を成した羽幌炭鉱鉄道です。戦後の高度経済成長期に札幌経済の中心として誕生したオフィスビルは、商社や石油会社、銀行など一流企業が集まり“軍艦ビル”とも称されました。
ビル最大の特徴は、7階まで続く螺旋階段です。手すりの全てに真鍮が使われていて、錆びやすい金属ですが顔が映るほど今もピカピカの状態に磨かれています。
1階/ギャラリー大通美術館
【電話番号】011-231-1071
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ビル1階には市民の憩いの場としても親しまれる「大通美術館」があります。絵画や陶芸品など様々な展示を開催。現在は、広尾町出身の芸術家・楢原武正さんの個人展「大地/開墾2019楢原武正展」が行われています(1月20日(日)まで)。楢原さんは空き缶や廃材など身の回りにあるものを使って独特な作品を作り上げます。無料で立ち寄れる大通美術館で、気軽に芸術を楽しんでみてはいかがでしょうか。
地下1階/食い処だいご
【電話番号】011-232-1277
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地下1階には、周辺のオフィスビルで働く人たちでお昼時は満席状態になる人気店があります。一番人気の「日替わり弁当」は2種類から選べます。今日はメインが「酢鶏」のAセットと、「鮭のムニエル」のBセットでした。また、今月登場の新メニュー「ビーフシチューランチ」もオススメです。道産牛をじっくり煮込んだ本格的な一品で、サラダ・ご飯・味噌汁付きのボリューム満点で680円とお得です。
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