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キニナル〜藤井四段、新記録達成なるか?

2017年6月26日(月)

キニナル〜藤井四段、新記録達成なるか?

世間で今気になることに鋭く斬り込む“キニナル”。今回は、新記録達成が期待される史上最年少棋士・藤井聡太四段についてお伝えしました。

藤井四段、新記録達成なるか?対局に道内も注目!

  • 藤井四段、新記録達成なるか?
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史上最年少の14歳2カ月でプロになってから、公式戦負けなしの藤井聡太四段。本日6月26日(月)、前人未到の29連勝へ向け対局が行われています。

将棋界に現れたスターが北海道にもブームを巻き起こしており、「北海道将棋会館」では、対局中の藤井四段と増田康宏四段の様子を解説するイベントが行われており、多くの人が集まっていました。

日本将棋連盟北海道支部連合会の名誉顧問・桜井亮治さんにお話を伺いました。
桜井さん「ここまで将棋が盛り上がったのは、生まれて初めての経験です。羽生善治さんが当時の七冠を全制覇した時に匹敵しますが、あの時は数日程度の盛り上がりだったと思います。こんなに長く盛り上がっているのは初めてです。
(増田四段との対局の様子を見て)正直言って、僕の力では(どちらが優勢か)分からない。これは夜遅くまでかかるのではないでしょうか。」
藤井四段に労働基準法の壁は?
藤井四段、新記録達成なるか?
本日の対局は深夜にまで及びそうと言われていますが、藤井四段は14歳。労働基準法に抵触するのでは?と思う人もいるかもしれません。
労働基準法が適用される最低年齢は“15歳に達した日以後の最初の3月31日”。満18歳未満の者は深夜業(22:00時〜翌5:00)を原則禁止としています。
ですが、藤井四段は個人事業主なので労働基準法は適用されず、特に問題はないという事です。
竜王戦とは?
藤井四段、新記録達成なるか?
今回、藤井四段が挑んでいるのは、竜王戦の挑戦者を決めるトーナメント。将棋には8つのタイトルがありますが、中でも竜王戦は賞金が4320万円と圧倒的に高く、最高峰と言われています。
もし、竜王戦で藤井四段がトーナメントを勝ち抜いて竜王になったら、史上最年少記録になります。
ちなみに、様々あるタイトルの中で史上最年少記録を持つのは、札幌市出身の屋敷伸之九段(45歳)。18歳の時に棋聖のタイトルを獲得しています。
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