どさんこワイド179

オールドタイマー〜古き良きを訪ねて〜室蘭・間嶋豆富店

2016年11月8日(火)

オールドタイマー〜古き良きを訪ねて〜室蘭・間嶋豆富店

昔から愛され続ける名店を訪ねる「オールドタイマー〜古き良きを訪ねて」。
第4回は、創業100年の室蘭の老舗豆腐店をご紹介しました。

間嶋豆富店
【住所】室蘭市輪西1丁目12-7
【電話番号】0143-44-4371
【営業時間】8:00〜19:00(無くなり次第終了)
【ウェブサイトURL】http://www.majima102.com/index2.htm
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大正5年創業、室蘭で100年続く豆腐屋さんです。
100年前からほとんど変わらぬ製法で、北海道ではここだけの「薪窯」を使った豆腐作りにこだわります。
火加減が非常に難しく、少しでも焦げると豆腐は全滅。
豆腐の出来を左右する熟練の技が必要です。
2時間かけて均等に火を通すことで、真っ白な木綿豆腐ができ上がります。
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朝8時、カラッときつね色になるまで揚げた「小揚げ」などが店頭に並びます。
早朝3時から始まった作業がひと段落です。
そして、出来立ての「豆腐」を求めてお客さんが次々とやってきます。
中にはお豆腐のサイズに合わせた容器を持参する常連さんも。
「湯豆腐が大好きで、最後の晩餐は間嶋さんの湯豆腐にしようと思ってる」と話します。
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5代目店主・斉藤由雄さんは、お店を継いで10年です。
「間嶋豆富店」は代々、夫は外に仕事を持ち、妻は豆腐屋を営むという歴史があり、4代目まではすべて女性が店主でした。
5代目は100年の長い歴史の中で初めての男性です。
「間嶋豆腐店を守りたい」その一心で、継ぐことは誰にも相談せず、一人で決めました。
「これ以下にはせず、これ以上は望まず。」という先代の言葉を胸に、日々「豆腐作り」と向き合います。
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5代目は、オリジナルの豆腐を作りました。名前は「百年豆富」。
重さは普通の豆腐の約4倍もあります。甘みのある十勝産の大豆と、海洋深層水100%のこだわりのにがりを使いました。
しっかりとした歯ごたえのある、この木綿豆腐を看板に、「間嶋豆富店」はまた新たな100年を歩み出します。

※掲載の情報は放送当日の内容です。
 この内容は変更になる場合がありますので、詳細は当該の場所へお問い合わせ下さい。
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