どさんこワイド179

ときめき野菜通信〜開拓の味…まさかりかぼちゃ

2017年9月21日(木)

ときめき野菜通信〜開拓の味…まさかりかぼちゃ

本日の特集は、昭和30年代まで北海道で広く栽培されていた「まさかりかぼちゃ」を、現在も作り続けている若き生産者たちに密着しました。

士別のまさかりかぼちゃ「まさかり岩男」

【お問合せ】BLUESEEDS(ブルーシーズ) 090-6994-3547
●まさかり岩男 2玉入り1500円、5玉入り3000円
●ペースト(1kg)880円 ※いずれも送料別途
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「まさかりかぼちゃ」を作っている、士別の農業青年者団体「ブルーシーズ」の農園を訪ねました。現在メンバーは20代〜40代の12名です。畑では年間500〜600個のまさかりかぼちゃを作っています。とがった形で、重さは1個4kg程、包丁では割ることができない皮の硬さが特徴です。包丁ではなくナタで割るのがオススメですが、ナタがない場合などは、袋に入れてコンクリートに落下させると割れるそうです。かぼちゃの中は鮮やかな黄色い果肉が特徴です。
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普通の包丁では切れない不便さから栽培が減少し、昭和40年頃にはほとんど姿を消してしまった「まさかりかぼちゃ」。ブルーシーズがこのかぼちゃと出会ったのは今から12年前の平成17年でした。北海道中央農業試験場から、まさかりかぼちゃに関する研究の依頼を受けたのがきっかけです。渡された種を使って3年間、栽培に取り組む中、まさかりかぼちゃの美味しさにどんどん魅せられていったと言います。
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それから自家交配した種で栽培を広げ、ブランドかぼちゃ「まさかり岩男」を誕生させました。かぼちゃの販売は、丸ごとの状態ではもちろん、収穫した6割をペースト状に加工して販売しています。一つ一つナタで割り、蒸して、潰す。大変な重労働ですが、これが販路の拡大につながっています。

北の菓子工房もり屋

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【住所】士別市東5条5丁目
【電話番号】0165-23-3825
【定休日】月曜日

地元の人気店「 北の菓子工房もり屋 」では、まさかりかぼちゃのペーストを使ったお菓子を販売しています。「正直まさかりかぼちゃは使いづらいと思った。かぼちゃの皮硬くて割るのが大変。だけど彼らがペーストにして持って来てくれたので、協力したいなと思った」と語るのは、ブルーシーズと10年来の付き合いがあるパティシエ・森竹剛さんです。「まさかり岩男」を使った「かぼちゃプリン」と「ロールケーキ」が人気です。

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