どさんこワイド179

整理収納の専門家に聞く!「うっとり収納術」

2018年3月22日(木)

整理収納の専門家に聞く!「うっとり収納術」

きょうの特集は、見た目の美しさと使い勝手のバランスを重視した“うっとり収納術”を、整理収納のプロに教えていただきました。
川村あゆみさんは、これまでのべ100軒のお宅を片付けてきた整理収納アドバイザーです。今回は街角の皆さんもお悩みが多いという「キッチン編」です。100円ショップやホームセンターで買える手軽なものが活用できるのでぜひ参考に!

川村さん宅でお手並み拝見!

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まずは川村さんのお宅にお邪魔して、整理整頓されたお部屋を見せていただきました。リビングには無駄なものが一つもない印象で、とてもスッキリしています。今回のテーマである「キッチン」も見せていただきました。家族3人分の箸やスプーンなどの食器類が入る引き出しには、使用頻度が高い“1軍”の物しか入れないようにしているそうです。使用頻度が低い物は“2軍”として、戸棚でファイルボックスに分類して収納していました。外側にラべルを貼ることで、中の物が一目瞭然です。気になる冷蔵庫の中は、なんと「書類ケース」で色分けして、ラップに包んだ肉と魚を冷凍していました。

キッチン収納のお悩み解決!食品庫がスッキリ!

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キッチン収納にお悩みを抱えるという札幌市清田区の奥山さんのお宅にお邪魔しました。5歳と3歳の娘さん2人、そしてご主人の4人暮らしです。キッチンのお悩みは「食品庫」。広々とした空間にあらゆるものが入っていて少し乱雑な印象です。隙間を埋めるようにトイレットペーパーのストックが入っていたり、レジ袋が山盛りになっていました。芽が生えたじゃがいもが入った箱も出てきて、まだまだ色んだ物が収納されていそうです。

“うっとり収納”ステップ(1)〜中身を全部出す!

大変な作業ですが“うっとり収納”を目指すために、中に入っている物を「全部出す」のが最初の一歩です。自分が何を持っているのかを知り、仕舞い込んで存在を忘れていた物も把握できます。

“うっとり収納”ステップ(2)〜アイテムを分別!

次は、「食品」「文房具」「薬」というようにグループごとに分別します。

“うっとり収納”ステップ(3)〜使う?or使わない?

最後は「使う」「使わない」で、再び収納する物を選びます。整理収納アドバイザーの川村さんは「要る」「要らない」だと感情で判断してしまうため、「使う」「使わない」で決める事をオススメします。

奥山さんは、大量に出てきた紙袋を「使う」か「使わない」で1枚1枚選ぶことに。使いやすいサイズかどうかを判断し、シワ・シミが付いていない綺麗なものだけを残すと、大幅に量を減らすことができました。同様にすべての物を仕分けし、用途別にしてケースに入れて棚に戻します。
キッチンまわりもスッキリ!
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続いてはキッチン周りのお悩み解決です。こちらも、たくさんある調理器具の数々を全部出して、よく使う“1軍”と、ほとんど使わない“2軍”に分けます。使いづらかったトレーは外し、新たに100円ショップで購入したケースを入れます。購入のポイントは、収納ケースの色や形を揃えること。買う前にしっかりサイズは計りましょう。目見当で買ってきてサイズが合わないという失敗がとても多いそうです。

ハサミやピーラーなど小さい調理器具は引き出しへ入れ、おたまやフライ返しなど長さのある調理器具は、お鍋が入っている「引き出し」で、深さを生かして収納するのがオススメです。プラスチックケースの底に、耐震用のシールを貼ることで、ズレたり倒れたりするのを防ぐことができます。
食品庫の整理収納が完了!お子さん達も“うっとり”
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たくさんの物が入っていた食品庫の整理収納が完了しました!アイテム別に、サイズ・形が同じボックスに仕舞うことで統一感が出て、スッキリしました。娘さんの手が届くところには、おやつ箱もできました。これぞ、見た目がキレイで使い勝手もよい「うっとり収納」です。

●お片付け訪問サービス1時間 3500円〜(遠方の場合は別途交通費がかかります)

今回、片づけ術を教えてくれた整理収納アドバイザーの川村さんは、片付けの訪問サービスを行っています。料金は1時間3500円からで、目安としてはキッチン全体の片付けで6〜10時間ほど。片付けが苦手な方や、「キレイにしたいけど何から手を付けていいのかわからない」という方などご相談してみてはいかがでしょうか。詳しくは川村さんのホームページをご覧ください。
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