どさんこワイド179

札幌の歴史を歩いて探訪!てくてく洋二〜月寒編

2019年3月13日(水)

札幌の歴史を歩いて探訪!てくてく洋二〜月寒編

  • てくてく洋二
北海道の知られざる歴史を、木村洋二アナウンサーと専門家が歩いて辿るコーナー「てくてく洋二」。今回は、かつて道内最大の軍隊が駐屯していた豊平区の「月寒」編。案内人は月寒に住み続けて75年の古清水進さん。地元の資料館で副館長を務めています。

忠魂納骨塔

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1934(昭和9)年、月寒の「平和公園」に建てられた納骨塔で、陸軍兵士の遺骨が納められています。

銘菓「月寒あんぱん」と「アンパン道路」

  • てくてく洋二
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113年の歴史を誇る銘菓「月寒あんぱん」が作られたきっかけは「アンパン道路」です。
明治から昭和にかけて月寒には道内最大の軍隊「歩兵第25連隊」が駐屯し、彼らが中心となり道路を作りました。工事中に食べられていたのが“あんぱん”だったため、その後「アンパン道路」と名付けられました。

住宅街に残る1本の松の木

  • てくてく洋二
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国道36号から小路へ進むと、一見普通の住宅街に、古くから存在する松の木がありました。古清水さんによると、かつてこの辺りは第25連隊駐屯地で軍人たちが寝泊まりする生活の拠点だったそうです。駐屯地の正門前を写した当時の写真に松の木が写っています。
変わりゆく街並と、人々の生活を見守ってきた一本の松の木。次世代へ戦争の無残さを伝える大きな役目を果たしています。

軍隊の足跡が残るビル

  • てくてく洋二
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クリーニング店が入っている一見何の変哲もないビルに、軍隊の足跡が残っていました。明治時代の建物のレンガの一部が今でも残っており、戦時中は軍服などを乾燥させる施設でした。
このように軍人の生活を支えることで街は発展、その中心となった国道36号沿いには様々な商店が誕生しました。

街に活気を呼び込む娯楽施設

  • てくてく洋二
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明治から昭和にかけて月寒は軍人の生活と共に急速な発展を遂げました。いまの月寒体育館は、元々軍隊の訓練場でしたが、広い敷地を利用して1950年から6年間は競輪場として使われました。経済効果もすさまじく当時の売上は1000万円、現在で言うと1億円くらいの価値があったそうです。

軍人の生活が街に人を呼ぶきっかけとなり、そこで使われていた広い土地はやがて街に活気を呼び込む娯楽施設へと変わっていきました。
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