「親せきに北海道出身の画家がいるらしい」 北本 隆雄
2020年11月23日(月)

北本 隆雄
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そう知ったのは
北海道に引っ越してくる直前でした。
1901年に小樽に生まれた
「中村善策」という風景画家です。
札幌の旧道庁・赤れんが庁舎に絵が飾られていて
こちらに住みはじめた4年前に行ってみました。
赤いじゅうたんに導かれるまま階段をあがると
そこには油絵があって
北海道の大自然と
牛や馬を飼って暮らす人々が描かれていました。
あまりの大きさに、少し離れたところからではないと
その絵のすべてを見ることはできません。
空の青や山の緑、花の黄は
それぞれが淡く優しい色使いなのに
合わさると、ものすごく力強く見えます。
何年も前に、この地で自然や人々に魅了され
描いていた親せきがいたということは
はじめて北海道に暮らす
当時の私にとって、とても心強く思えました。
最近、絵を見たくなり旧道庁を訪ねると
絵がある2階が改修で立ち入れなくなっていました。
少し寂しい気持ちもありますが
何年かかかるというその改修が終わったとき
絵を前に、当時とはまた違った何かを感じられるのではないかと
楽しみでもあります。
北海道に引っ越してくる直前でした。
1901年に小樽に生まれた
「中村善策」という風景画家です。
札幌の旧道庁・赤れんが庁舎に絵が飾られていて
こちらに住みはじめた4年前に行ってみました。
赤いじゅうたんに導かれるまま階段をあがると
そこには油絵があって
北海道の大自然と
牛や馬を飼って暮らす人々が描かれていました。
あまりの大きさに、少し離れたところからではないと
その絵のすべてを見ることはできません。
空の青や山の緑、花の黄は
それぞれが淡く優しい色使いなのに
合わさると、ものすごく力強く見えます。
何年も前に、この地で自然や人々に魅了され
描いていた親せきがいたということは
はじめて北海道に暮らす
当時の私にとって、とても心強く思えました。
最近、絵を見たくなり旧道庁を訪ねると
絵がある2階が改修で立ち入れなくなっていました。
少し寂しい気持ちもありますが
何年かかかるというその改修が終わったとき
絵を前に、当時とはまた違った何かを感じられるのではないかと
楽しみでもあります。