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新世紀と泡

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宮永 真幸 プロフィールへ
 将棋や卓球、水泳など様々な分野で若い世代が活躍しています。2000年以降に生まれた「ミレニアム世代」(*ミレニアム=千年紀)と呼ばれていますが、これとは別の「ミレニアル世代」という言葉をきいたことがあるでしょうか?1980年代から90年代生まれの2000年以降に成人を迎える人たち。主にアメリカで使われていて、日本で言うと「ゆとり」「さとり」世代と重なるようです。
 今彼らが30歳代を迎え、まさに社会を動かす中心的存在となっています。代表格がフェイスブックの創設者ザッカーバーグ。彼の母校ハーバード大学卒業式での祝辞が今、感動的だとネット上で話題になっています。(興味のある方は検索してみてください。)何が感動的かというと、彼らの高い志と勇気。世の中の不平等を、新しい価値を生み出すことで解決しようとしています。
 こんな風に言うと、とても大きなことのように思われるかもしれませんが、そうではありません。彼らは物心ついたときにはインターネットがあって「デジタル・ネイティブ」とも呼ばれています。つまり世界とつながっているのは当たり前。国境や人種などとは別の枠組みで物事を捉えています。
 日本でも若い世代と交流すると、様々な分野で動き出しているのを感じます。簡単に様々なボーダーをこえてしまう。たとえば最近、札幌市内でも増えているゲストハウス。その多くを運営しているのは、まさに彼らの世代です。とにかく自分たちでやってみる、はじめてみる。目指しているのはものづくりではなく、場づくり人づくりです。
 市内のゲストハウス併設のバーに時々遊びに行きますが、初対面の人たちが普通に古くからの友人のように交流しています。先日、所用で新潟に行ったときにも旧市街にあるゲストハウスに宿泊しましたが、とても心地よい空間が作られていました。地元のお客さんと、フランス人の旅行者と、私と、宿の人。不思議な、でもなんら違和感のない交流が自然と生まれます。
 それは、彼らがもつ空気感や雰囲気が生み出していると感じます。そういう私はバブル世代ですが、なにか?いつまでもふわふわ浮ついていると、加速度的に新しくなっていくミレニアムの世界では簡単にはじけてしまいますね。OKじゃないよ!バブリー。(自戒)