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スポーツマンシップと青空と。  永井 公彦

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先日、札幌で開かれたスキージャンプの国際大会、コンチネンタルカップ3連戦。

平昌オリンピックに出場する選手、出場しない選手が、ともに同じ舞台で、競い合いました。

中には、過去のオリンピックで金メダルを獲っている選手もいて、高いレベルの中、優勝争いが繰り広げられました。

そんな中、最終戦のSTV杯を制したのは、かつてのオリンピック銅メダリスト・スロベニアのクラニェツ選手。
ソチ大会まで4大会連続でオリンピックに出場している、36歳。
ワールドカップ通算個人7勝、団体8勝という、堂々たる世界のトップジャンパーです。

クラニェツ選手は、1回目10位と出遅れたものの、2回目は、持ち前の技術を生かし、飛距離を伸ばします。
その距離、140メートル!この日の最長不倒距離!
さすがにこの時ばかりは、日本選手の応援に来た観客席もどよめきます。
終わってみれば、57回を誇るSTV杯の中でも歴史に残る、大逆転優勝となりました。

そんなクラニェツ選手ですが、若手の台頭もあって、今回のオリンピックでは代表に選ばれていません。

5回目のオリンピックを目前にして、連続出場記録が途絶えたこの時期。
複雑な思いはあったでしょうが、
表彰式では、胸を張り、そして優勝インタビューでは、笑顔を見せ、来場していた観客に手を振りながら感謝の言葉を述べました。

「優勝はとても嬉しいです。サッポロの皆さん、ありがとうございました」と。

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冬の北海道で行われた国際ジャンプ3連戦。
ここから平昌へ行く選手。母国へ戻る選手。
それぞれの思いを乗せるかのように、風が吹いていました。

夢が叶ったひと。叶わなかったひと。
様々な思いとともに、さあ、オリンピックの開幕です。

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