ＳＴＶ札幌テレビ

ダダダダダっ!!
必死に手すりに捕まったが、やはり…会社の階段から落下してしまった。と言っても、５段で済んだのが不幸中の幸いだが、左足には大きなあざが出来ている。その日もヒールの高い靴を履いていたため足を挫き、まるで滑り台を正座しながらすべるかのようにスムーズに降りていった。だから、脛をよーく見えみると、階段の跡がくっきり！さらに、血が固まってぷくっとなっているではないか。「はぁー。またやってしまった」多少の痛みであれば、そのままヒールを履き続けるのだが、余程打ち所が悪かったのか、ヒールで歩いた時の振動すら私の足をズキズキさせる。二次被害を防ぐため、そして何より痛みから逃れるため、スニーカーを履くことにした。どうしても履かなければならないという時以外、靴箱の隅の方に追いやられているスニーカー。しかし、ここ最近は様子が違う。玄関で私の足を待ってくれている。そして、私はそんなスニーカー魅力に気が付きつつある。同じ時間に家を出ているはずなのに、なぜ早く会社に到着するのだろう。階段がスムーズに降りられるのだろう。転ばなくて済むのだろう。歩きやすいことに間違いないのである。
怪我をして知ることもたくさんあるのだと実感した。