悔しさをバネに! 岡崎 和久
2015年1月13日(火)

岡崎 和久
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見事な逆転劇だった!!おとといの女子W杯レディース(宮の森)。1回目を終えて7位の高梨沙羅が2回目に圧巻のジャンプ。普段は感情をそれほど表に出さない高梨選手が両手でガッツポーズ。大逆転優勝で札幌大会2連勝、W杯通算26勝目をあげた。ソチ五輪での悔しさから一時調子を落としたかに見えたが、完全復活。ソチ五輪4位の涙が、また一回り彼女を強くしたのでは?とおよそ5000人のお客さんもテレビの前のジャンプファンも感じたのではないだろうか。その影で、一回目終えて3位の下川町出身伊藤有希は悔しい結果になった。W杯初勝利が地元北海道か!と期待膨らむ中で2回目のジャンプは失速。試合後インタビューさせてもらうと「この悔しさが必ずいつか次につながると信じてまた頑張ります」と一言。私には、彼女の瞳が潤んでいるように見えた。所属チームの監督であるレジェンド葛西選手も苦労に苦労を重ねて大輪の花を咲かせた選手。伊藤選手も必ずこの試合で成長し次につなげてくれると信じています。