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夢中さイモに  高山 幸代

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 我が家には、空前のブームが続いているおやつがある。それは焼きイモ。それも「安納芋」の焼きイモだ。300年ほど前、種子島にサツマイモが伝来してから、安納地区で受け継がれてきた幻のイモで、最近スイーツの材料としてかなり認知されてきた。決してホクホク、ではない。しっとり、いや、ねっとりとも言える食感は、バターを加えて裏ごしして丁寧に作られたスイートポテトそのもの。しかも、驚愕の甘さ。特別に手を加えなくても「スイーツ」と呼べてしまう、極上のおいしさなのである。
 去年の秋、たまたま手にして、試しに焼きイモにしたところ、すっかり虜になってしまった。「そのうち飽きるだろう…」と少量ずつ購入しては、すぐに買い足さなければならなくなる日々が続いている。呆れるほど、飽きない。4歳になる娘も、普段はチョコやスナック菓子が大好きなのに、これがあると他のおやつには見向きもしない。多忙を言い訳に、手の込んだおやつ作りをしないでいる母にとっても、心の痛みが少し和らぐ、有難い食材だ。何せ、洗って、アルミホイルで包んでグリルに入れて、20分前後待つだけで、身も心もとろけそうな甘い香りをふりまきながら、スイートポテトが出来上がるのだから(笑)。
 そんなブーム真っ只中の今月、私が担当しているSTVショッピング「Sチョイス」で、偶然にも安納芋を紹介することになり、先日放送があった。心の中で「バイヤーさんナイス!」と呟きながら、コメントにもつい力が入った。これがまた、安納芋の中でも「みつ姫」というブランドで、その名の通り、焼いて竹串を刺すと、なんと!蜜が流れ出てくる…という、それほど甘〜い絶品のおイモなのだ。その糖度、驚くなかれ、40度!!昨日1/20現在、STVのHPにある「Sチョイス」のサイトで、「残りわずか」ながら在庫がある。
 最近になって、アイスクリームを添えて食べるという、更なるプチ贅沢な楽しみ方を知ってしまった我が家。思い切って5kg買おうかと考えている。

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