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帰省  高山 幸代

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 先日夏休みを頂き、夫の実家がある道東のまちに帰省した。「帰省」…昔から一度使ってみたかった。生まれも育ちも札幌。人生、移り住んだ経験のない私は、「帰省、里帰り」ということができない。憧れの響きだ。この言葉を使えただけで、今日の日誌はもう満足なのだが、これで終わると中身がなさすぎるので、その時のことを綴ろうと思う。
 休み中は、普段こちらが仕事をしている間、毎日保育園で頑張ってくれている子供のために、できる限り時間を使った。離れていてなかなか会うことができない祖父母と過ごす、娘にとって貴重な毎日。菜園でトマトやピーマンを収穫したり、お墓参りに行ったり、浴衣を着てひいおばあちゃんに会いに行ったり、みんなで花火をしたり…。お盆らしいお盆。わずか1コマでも娘の記憶に残ればと願う。
 そんな中、一番喜んだのが遊園地。しかも今回は2カ所。まずは、「北見ファミリーランド」。ここはこれまでも数回出かけたことがあるが、メリーゴーランドにコーヒーカップなど、穏やかで緩やかな乗り物ばかり。去年2歳の時分から十分楽しんでいる。もちろん今年も大喜び。なかなか帰ると言ってくれず、大気が不安定で突然やってきたにわか雨が、親にとっては救いの雨になった。
 そして、滞在期間が長かった今回はもう1カ所足を伸ばした。湧別にある「ファミリー愛ランドYOU」。グッとくるネーミングだ。行くとそこは、40代の私が懐かしい…と感じる昭和な雰囲気。かつて中島公園にあった「こどもの国」と重なる。程よい大きさの観覧車、くるくる廻るブランコ。ジェットコースターも今時の絶叫マシーンとはほど遠く、上下の落差より横揺れが激しいタイプ。現在3歳、身長95cmの彼女でも楽しめる遊具がほとんどだった。
 親になるまで考えたこともなかったが、札幌には現在、こういった小さな子供が楽しめるような遊園地が意外にない。しかも料金が、それぞれ1200円、1600円で乗り放題、駐車場は無料というのも、ありがたいところ。それでいて、長蛇の列などという混雑とは無縁の世界…。
 「故郷」がまた好きになった、お盆休みであった。

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