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相棒  高山 幸代

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例年そうであるように、今年も愛用のダイアリーの中身を新しくして、新年がスタートした。今はスマホでスケジュール管理をしている方も多いだろうが、どっぷり昭和アナログ世代の私は、やっぱり手書きの手帳がしっくりくる。さらに、連絡先がすべて携帯電話に登録されている今(昔はそれも手帳だった)、スマホを忘れた、失くした、バッテリーがなくなった、など万が一の時に、リスク分散の意味でも、頑なにスケジュール帳を使い続けている。いつもまっさらページに1月の予定を書き込む時は、新鮮な気持ちになるものだが、今年は違う感慨が共にあった。
現在愛用のカバーは、使い始めて3年ほど。これまで10年以上使ったものもあるので、歴代の中ではまだまだ若手だが、使うほどに手に馴染んできて、元気が出るような鮮やかな色がとても気に入っている。
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実は、この手帳カバーを年末に失くしたのだ。暮れも押し迫り慌ただしく過ごしていたある晩、ないことに気づいて家中大捜索。以前、携帯を冷蔵庫に入れていた前科のある私だけに、あり得ないところまで探しに探した。しかし、…ない。翌日、心当たり全てに電話をかけ、念のため警察にも聞いてみたが、やはりない。早速予定がわからず困ったことが出てくるが、娘に関するものが多いことに驚く。数年前までは自分の予定を確認するためのものでしかなかったが、今では娘の習い事のスケジュールも同じくらいの分量で書かれていて、時の流れを今更ながら感じる。諦めかけたさらにその翌日、一度問い合わせたところから、「見つかった」と連絡があった。娘の習い事への迎えの途中に立ち寄ったコンビニエンスストアで、駐車場に落ちていたらしい。2晩も経過していたので、まず出てこないと思っていたのだが、見つけて下さった店員さんには感謝してもしきれない。無事私の元に戻ってきた手帳は、広い雪原のような駐車場で2泊3日も過ごしたとは思えないほど、きれいなままだった。手帳が開いた状態で落ちていたのか、紙の部分は濡れていたり、文字が滲んでいたりで、壮絶な2晩を想像させるものだったが、紙がすべてのダメージを受け止めて、カバーを守ってくれたかのようだった。私が取りに行くまでの間、キッチンペーパーで包んで、少しでも水分を取ろうとしてくれていた店員さんの心遣いも、本当にありがたかった。
かくして、このダイアリーは私のラッキーアイテムになった。凄まじい生命力と、人の思いやりによって、今ここにある。このご時世ゆえ、ちょっとかわいそうなくらい手荒く消毒をし、年末にはすでに書き入れ始めていた2022年分のリフィルも新しいものに替えて、改めて予定を書き込んだ。もう失くすことのないよう大切に、これから長い時を共に刻んで行きたいと思う。

高山 幸代のバックナンバー

2022年 (1件)

2021年 (16件)

2020年 (16件)

2019年 (13件)

2018年 (12件)

2017年 (12件)

2016年 (12件)

2015年 (12件)