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2020夏…母の独り言とともに…  高山 幸代

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異例の長引く暑さも、予報によるといよいよ終わりのようだ。振り返ればこの夏は、例年のような思い出作りがあまりできなかった。小学校の夏休みはとても短く、またお盆前後は外出を躊躇する世の中でもあった。そこで、夏と追いかけっこ!しぶとい暑さを味方に、滑り込みで夏を満喫しようと先日積丹へ出かけた。娘の習い事の都合で、お昼過ぎからの出発となり、日の傾かないうちにと、後志道を急ぎ向かった。
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神威岬は、晴天で私達を迎えてくれた。いつどんな時も、この海はどこまでも青い。「心洗われる」とか「命の洗濯」なんて表現があるが、それならここは、高速の超音波洗浄レベルだ。この景色に加え、積丹自慢の夏の海の幸も堪能し、我々大人は大満足!…なのだが、娘(小3)はそうは行かず、「もっと海が見たーい」と言う。
…せっかく来たんだし、まあ良かろう良かろう。幸いまだ日も高い…。
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もうひとつの大好きな景色、日本の渚百選 島武意海岸に到着。十代の頃から何度足を運んだだろう。かつて下まで降りたこともあったが、ここは駐車場からほど近い展望台から見るだけで十分な絶景…、なのは私だけで、目ざとく野趣あふれる階段を見つけた娘は、崖の遥か下の波打ち際へまっしぐら。
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…そうだよね。そうなるよね。君があそこでおとなしく引き返すわけないよね…。
せっかく降りたのだからと気を取り直し、海の写真など撮っていると、
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娘の靴が無造作に岩の上に。そう、靴を脱ぎ捨て、スカートの裾をたくし上げてインナーパンツの中に無理矢理イン(一応見えてもいいインナーなのでお許し下さい)。足元の不安定な磯の上を這いまわって石に手形をつけながら、浅瀬の大きな石をひっくり返しては、小さな生き物を見つけて大はしゃぎする、エンドレスループ。
…もう私にはお手上げ、あとはパパよろしく…。

今度は夕日との追いかけっこ。オレンジの光に急かされるように思いきり遊び、太陽が海に沈みかけた頃、ようやく帰路についたのだった。
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加齢に伴う様々な体の不調に耐えて急勾配を登る母を、嘲笑いながら撮影する父と娘。
我が家の夏がゆく。

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