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粋な男になりたい・・・  吉川 典雄

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先日、家族で新篠津村へ行きました。目的は「ワカサギ釣り」。僕は仕事で何度か経験がありますが、子どもたちは初体験。今回はさらに、釣りの後に隣接する「たっぷの湯」で冷えた体を温めようという贅沢なコースでした。そのワカサギ釣りの終わり際、2歳の娘が、食べていたお菓子を釣り糸を垂らしている穴に落としてしまいました。ゆっくりと湖の底に沈んでしまうお菓子。それを見た娘が大泣きしたところで、ワカサギ釣りはタイムアップ。しかし、娘はお菓子が落ちていった穴を指差し「取って、取って!」と泣き続けます。とりあえず、竿などを片付けてその場を後にし、たっぷの湯のフロントに行きました。しかし「お菓子が落ちちゃった、お菓子が落ちちゃった〜!」と泣きやみません。するとフロントの男性に「どうなさいましたか?」と聞かれ、事情を説明し、湖にお菓子を落としたこと、娘が泣いてうるさいことを謝りました。それでも状況が変わらなかったので、僕は一度娘の前から姿を消し、落としたお菓子と同じものを手にして、「湖の穴から取ってきたよ」と言うと、やっと納得して泣きやみました。その後温泉に入って上機嫌になったので、娘に「フロントのおじさんに謝ってきな」と促すと、娘は笑顔で「泣いてごめんなさい」と謝りました。すると、一部始終を見ていたそのフロントの男性が、胸ポケットからアメを取り出して、娘にくれたのです。僕は「かえってすみません。ありがとうございます」と言うと、その男性は僕の耳元で「池に落とした金の斧というほどではありませんが、どうぞ・・・」とおっしゃってくれました。なんて、粋な方なんでしょう!もちろんアメをくれた優しい心遣いもそうですが、「金の斧」に例えるその一言!!勝手なイメージですが、まるでアメリカ人が言いそうなセリフ。自分もこんな「粋な男」になりたいと心から思いました。
結局ワカサギ釣りでの釣果はゼロ(他の家族はたくさん釣ってました・・・)。せめて1匹は釣りたかった6歳の息子は残念がっていましたが、たっぷの湯の温泉とともに、とてもあったまる出会いをさせていただきました。
この冬の間に、あのフロントの男性へ改めての御礼と、ワカサギ釣りのリベンジをしに、また新篠津村へ行きたいと思っています。

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