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頑張れ!日本代表!!  吉川 典雄

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先日、日本代表がいい戦いを見せてくれました。
と言っても、野球の「稲葉JAPAN」でも、サッカーの「森保JAPAN」でもなく、「ジョセフJAPAN」の話です。
ん?ジョセフって誰?って思う方も多いでしょう。
そう、ラグビー日本代表のHC(ヘッドコーチ)のジェイミー・ジョセフさんです。
先日、ラグビー日本代表が、世界ランキング1位に君臨する「オールブラックス」ことニュージーランド代表とテストマッチを行い、31-69で敗れはしましたが、5トライを挙げました。Wスコア以上で敗れた結果だけを見ると、「日本代表は弱い」と思うかもしれませんが、日本ラグビーの歴史から考えると、大きな収穫だったと思います。
僕は高校時代にラグビー部に所属し、一日中泥だらけになりながら、楕円のボールを追いかけていました。その頃のラグビーは、大学の早明戦が注目されるくらいで、マイナースポーツでした。だからW杯での活躍が「ラグビーが注目される近道」だと思っていました。
しかしそんな中迎えた1995年のW杯のオールブラックス戦。そこには厳しい現実が待ち受けていました。控えメンバー中心のオールブラックスが面白いようにパスを回し、日本のタックルはことごとく吹き飛ばされてトライを重ねられ、終わってみれば、17-145という惨敗でした。途中で「もうやめて!」とタオルを投げ込みたくなるくらい。自分が3年間青春をかけたラグビーの、日本の頂点である日本代表が、世界の舞台で何もさせてもらえなかったことに大きなショックを受けました。
それから20年の時を経て臨んだ2015年のW杯。「世界で一番厳しい練習」に耐え、「世界で一番結束力のあるスクラム」で進化を遂げた日本代表は、世界ランク3位の南アフリカ相手にラストプレーで逆転のトライを挙げ、「スポーツ史上最大の番狂わせ」とも言われた奇跡の勝利を挙げました。僕はその瞬間、20年分の思いが爆発し、家族が寝静まった夜中のリビングで、大号泣してしまいました。その直後の「五郎丸歩選手」や「リーチ・マイケル選手」のフィーバーぶりは、皆さんご存知のとおりです。
さて、いよいよ来年日本開催を迎えるラグビーのW杯。やはり、そのスポーツが盛り上がるのに必要なのは、「勝つこと」だと思います。先日、オールブラックスに敗れはしましたが、進化したことを証明した日本代表が、W杯前哨戦として明日、世界ランキング4位のイングランド代表と対戦します。でも、日本代表だって今は世界ランキング11位なんですよ!勝機は十分にあるでしょう。夜中の24時キックオフですが、STVテレビで放送しますので、どうぞご覧ください。ルールが多少分からなくても、「ボールを前に投げてはいけない」「ボールを前に落としてはいけない」「相手のゴールラインを超えてボールを地面につけたらトライ」を覚えておけば楽しめますよ!
あっ、熱い思いが溢れて長い文章になってしまい、すみません。この辺でノーサイド!!

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