平成27年度 第6回 番組審議会議事概要

放送番組の種別の公表に関する報告、「どさんこ25年目感謝祭 今夜はドキドキ生スペシャル」について

1.日 時

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平成27年10月27日(火)
16:00 〜17:25

2.場 所

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STV放送会館アネックス7階A会議室

3.出席者

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[審議会委員]
濱田康行委員長
大谷喜一副委員長
乾ルカ委員
内山栄子委員
島津勝一委員
相馬道広委員
水谷宏委員
八木由起子委員

[会社側代表]
今田 光春   常務取締役編成局長
萬谷慎太郎   取締役報道局長
石部 善輝   取締役経営計画室長
加藤 尚道   制作局制作局長
宮野 聡    制作局制作部長
図書 嘉幸   コンプライアンス推進室長
                 
[特別出席]
鶴  裕樹   制作局制作部マネージャー

[事 務 局]
図書 嘉幸   コンプライアンス推進室長
池上 優子   コンプライアンス推進室

4.議題

(1)放送番組の種別の公表に関する報告
(2)「どさんこ25年目感謝祭 今夜はドキドキ生スペシャル」について
(3)BPO報告及び10月の視聴者対応状況等について

5.議事の概要

平成27年度第6回番組審議会が10月27日(火)開かれ、まず「放送番組の種別の公表」に関する報告が行われました。
続いて、STV制作単発番組「どさんこ25年目感謝祭 今夜はドキドキ生スペシャル」を取り上げ、審議が行われました。
番組は、1991年10月にスタートしたローカル情報生ワイド番組「どさんこワイド179」が、この秋25年目の節目を迎えることから、視聴者へのこれまでの感謝の気持ちと、新しいキャスター・中継技術等による次代性をテーマに企画された1時間の特別生放送番組で、10月2日の19時〜19時56分までのいわゆる「ゴールデンタイム」の特別枠で放送しました。
席上、委員から以下のようなご意見、ご指摘をいただきました。
 
◇いつもの時間帯の視聴者層に合った内容ではなかった。
◇長年、番組を愛してきた視聴者に楽しんでもらうための作りにはなっていなかった。
◇わざわざゴールデンタイムに編成する必要はなかった? 
◇「一生懸命作ること」と「一生懸命考えて作ること」は別。番組のクオリティが低かった。
◇「タカ&トシ」など過去のレギュラー陣の紹介は懐かしさもあったが、「こんなスゴい人たちを使ってた」という自慢にも見えた。
◇25年目に、何故「ナイトクラブ」で中継をするのか意味がわからなかった。中継も長すぎで、万歩計を使ったゲームも悪趣味。ここの中継は無くてもよかった。
◇星澤先生のイタリア中継は番組の25年目とはあまり関係なく、番組の中の位置付けが分からなかった。
◇「懐かしいシーン」にもっと特化した「今だから話せる」風の構成でも良かったのでは?
◇放送のウラ側や現場の様子などを中継するとか、スタジオに「どさんこファン」を呼ぶとか、視聴者の生の反応を引っ張り出すような作りにしてもよかった。
◇当日は「爆弾低気圧」の日で、L字で低気圧情報を伝えていた報道姿勢は評価できるが、もっと細かく伝えても良かった。むしろ8割くらい天気情報をやったりする決断があっても「どさんこ」らしくてよかったのでは。
◇スカイプなど放送技術の進化も番組テーマだったようだが、せっかくの新しい「中継技術」が番組として活かされず孤立している感じがした。
◇「ドキドキ感満載」と謳っていたが、言い過ぎ。コンセプト倒れと感じた。視聴者への「感謝」なら「感謝」に徹したほうがよかった。
◇25年前の当時の自分と重ねながら懐かしい気持ちで見た人も多かったのでは。
◇「どさんこワイド」というソフト自体は、今後とも内容の進化を図りながら、道民に愛着ある番組になってほしい。
◇今回の意見も参考にしながら、もう1回「25年番組」を作って放送してほしい。
 
この後、編成局から11月の単発番組についての説明があり、最後に10月の視聴者対応およびBPO関連の報告が行われ番組審議会を終了しました。
次回、平成27年度第7回番組審議会は、平成27年11月24日(火)に開催を予定しています。