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「加害者にも未来がある」教頭が発言否定 旭川いじめ問題で保護者説明会

北海道・旭川市のいじめ問題で、旭川市教育委員会は18日、保護者説明会を開きました。

旭川市の中学校に通っていた廣瀬爽彩さん・当時14歳は去年3月、市内の公園で凍死した状態で発見されました。

第三者委員会はことし9月に公表した最終報告書で廣瀬さんへのいじめを認定しましたが、いじめと死亡の因果関係を「不明」と結論付けています。

市教委は18日、廣瀬さんが通っていた中学校で非公開の保護者説明会を開き、出席した50人の保護者に対し、最終報告で明らかになった事実経過やいじめの再発防止策などについて説明しました。

STVが入手した説明会の音声によると、学校側は「最も反省すべき点は法の趣旨に基づいた組織的な対応ができていなかったこと」と言及。

その上で、再発防止に向けて「教員個人で対応せず、スクールカウンセラーなどと連携して組織的にいじめ解決に取り組む」などと説明しました。

その後の質疑応答では、保護者から「学校の前にユーチューバーが来て不安に思っている」「子どもの安全を守ってほしい」などの意見が出ました。

一方、説明会には教頭も出席。

廣瀬さんの母親が学校に相談した際に、教頭から「加害者にも未来がある」と言われたと主張していることについて、保護者から真偽を問われると、教頭は「そのような発言はしていない」と否定しました。

説明会はおよそ2時間に及び、終了後、取材に応じた野﨑教育長は「いろいろな意見をもらったので、参考にしながら、子どもたちが安心して通える学校づくりやいじめの防止対策を進めていきたい」などと述べました。

一方、旭川市は遺族側の意向を受け、11月中にも市長直属の第三者委員会を新たに設置し、再調査することを決めています。

新たな第三者委員会の委員には、教育評論家の尾木直樹さんや精神科医の斎藤環さんなどを起用する方針です。
11/21(月)「STVニュース」  11/21(月)14:22更新

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