ニュース

NEWS

【せめて正月には…】利用者困惑 納骨堂問題 建物所有の不動産会社「再建に貢献したい」

札幌市東区の納骨堂・御霊堂元町が閉鎖に追い込まれている問題で、

納骨堂の建物を所有する札幌の不動産会社が会見を行い、強制執行を取り下げた理由や今後の方針を明かしました。

(不動産会社の社長)「強制執行であの建物から納骨壇がなくなります。そうなると白鳳寺の宗教法人の解散命令ではなく、

納骨堂の認可の取り下げが考えられ、その場合、利用権は消失することになる。

せめて利用権だけでも守りたいということで英断した」

納骨堂の強制執行を取り下げた理由について、利用者の“利用権を守るため”と説明したのは、

建物を所有する不動産会社の社長です。

札幌市東区にある納骨堂を運営する宗教法人白鳳寺が、事実上の経営破綻に陥り閉鎖に追い込まれている問題では、

白鳳寺の太田司代表が納骨堂に鍵をかけたまま行方がわからなくなっていて、利用者は遺骨を引き取れない状況が続いています。

(利用者)「親のお骨が。何の連絡も来ないし」

不動産会社によりますと、今月15日、白鳳寺の太田代表とみられる人物から、

「建物を明け渡す」と書かれた手紙と鍵が送られてきたといいます。

しかし受け取った鍵がどこの鍵かわからず、納骨堂の中に入ることができない状況に変わりはありません。

また不動産会社では、納骨堂利用者を確認するすべがないとして、遺骨の引き取りについては対応できないということです。

一方で今後の納骨堂運営については…

(不動産会社の社長)「当社は株式会社で、株式会社が納骨堂を運営することはできない。

あくまで私や当社が選任するものが承継しようという道筋で、納骨堂の運営を再建し社会貢献していきたい」

札幌市によりますと、納骨堂の運営は宗教法人白鳳寺の宗教活動であることから、

行政が遺骨の引き取りに直接かかわることはできないため、対応を検討しているということです。

遺骨を引き取れずにいる利用者からは切実な願いが…

(利用者)「遺骨は家族と同じだから暗いところに置いておきたくない、せめてあったかいところに」

関係するそれぞれが問題解決に向けて取り組んでいますが、大きな進展がなく利用者の状況は依然として変わらぬままです。
11/21(月)「どさんこワイド179」  11/21(月)18:35更新

北海道