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【北大教授が共同開発】「1時間でも早く作りたかった」 新型コロナ飲み薬を緊急承認

感染が拡大している中、国産では初となる新型コロナウイルスの治療薬が、きのう緊急承認されました。

薬の開発に携わった北海道大学の教授は「1日でも1時間でも早く薬を作りたかった」と話しています。

承認されたのは、塩野義製薬が開発した「ゾコーバ」。

国産初となる軽症者向けの新型コロナ治療薬で、口から飲む錠剤の抗ウイルス薬です。

厚労省の専門部会でことし7月「継続審議」となり、

きのう最終段階の臨床試験のデータなどを踏まえて審議が行われ、承認されました。

「ゾコーバ」の研究に2年間携わってきた佐藤教授はー

(北海道大学 佐藤彰彦 客員教授)「とにかく1日でも1時間でも早くという気持ちで実験していました。

承認に至ったというのはうれしかったです」

データでは、発症から72時間未満の患者が「ゾコーバ」を飲むと、

熱や鼻水などの症状が改善されるまでの時間が短くなると示されています。

治療としては、1日目に3錠、2日目から1錠ずつ、5日間飲むことが基本とされています。

(北海道大学 佐藤彰彦 客員教授)「重症化したり長引いたり後遺症で悩まれる方も多くなっています。

そういう方に早く薬を投薬することで重症化、後遺症などを防ぐことができたら、薬としての価値が高まるのではないか」

発熱外来を続けているクリニックでも期待を寄せています。

(とよひら公園内科クリニック 藤本晶子院長)「今回の薬は若い世代に使えるのは大きいです。

普通の生活ができなくなるような倦怠感とかロングコンビット(後遺症)が減るのであれば社会的に役に立つ。

国産というところにも患者に安心感があるのではないか」

政府はすでに100万人分の「ゾコーバ」の購入契約をしていて、来月はじめには医療機関で使えるよう目指すとしています。
11/23(水)「どさんこワイド179」  11/23(水)18:38更新

北海道