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【住宅ローン】返済額はどうなる?金利を一部引き上げ 北海道内の銀行

住宅ローンの返済額への影響に懸念の声も上がっています。

住宅を買う時に頼る住宅ローンについて、道内の銀行では今月、住宅ローン金利の一部引き上げを実施しました。

消費者への影響と金利の行方を専門家に聞きました。

札幌市内にある住宅展示場のモデルルームです。

(土屋ホーム 瀧田純さん)「非常に窓が厚いのがわかると思う。ガラスを3枚使っているので、それで断熱性を高めているんです」

高い断熱効果で光熱費がかからない家づくりが、最近特に重要視されています。

理由のひとつに「住宅ローンに対する懸念」があります。

(土屋ホーム 瀧田純さん)「金利が上昇するとどうしても家計の支出に影響する。

とにかく光熱費を抑える商品開発をして、家計の助けになる取り組みをしています」

住宅ローンには、返済額が一度も変わらない・全期間固定型。

一定期間変わらない・固定期間選択型。

定期的に見直される・変動金利型の3種類があります。

現在、金利が最も低いのは変動金利型で、住宅ローンを利用する人の7割以上が選んでいます。

先月、日本銀行は金融政策を修正し、長期金利の変動幅を引き上げー

連動して上がっているのが、住宅ローンの“固定金利”です。

「全期間固定型」と「固定期間選択型」が対象となります。

(中内記者)「金利が上がることで返済額にどのくらい影響があるのか、聞きに行ってきます!」

北洋銀行では今月、店頭基準金利いわば「金利の定価」を引き上げました。

10年固定では0.25%上がって3.80%に。

9年半ぶりの高水準です。

今回の引き上げはどのような人に影響があるのか、聞きました。

(北洋銀行 北原大さん)「固定金利の見直しを間近に控えている人が、再度固定金利を選択する場合に影響が出てくる。

仮に2000万円借り入れがある人が、残り27年返済期間があったとして、

10年固定の0.25%引き上げ分を加味すると、毎月約3000円程度の返済金額の増加となってしまう」

では、新たに固定金利でローンを組む人はどうなのでしょうか。

北洋銀行では固定期間選択型を利用する場合、独自に割り引きしている特約期間の金利を据え置きました。

いまのところは引き上げ前と同じ金利で借り入れることができるといいます。

北海道銀行も固定金利を引き上げましたが、同様に特約期間の金利は据え置いています。

(固定期間選択型の人)「あと5年くらいです。10年の固定金利を組んでいる。このまま様子をみて、あまり銀行が上乗せしないでほしいですね」

(変動金利型の人)「今後の動向はだいぶ気になります。変動金利に影響がないかは気になります」

固定金利が上がったということは、すでに14年間低い水準を保っている変動金利を選んだ方がお得なのでしょうか?

(ファイナンシャルプランナー 加藤桂子さん)「いまの日本の低い金利は日銀があえて抑えてきた。

でももしこの流れが変化した時に金利が上がってくる可能性は十分考えられます。変動金利を組んでいいのは資金的余裕のある方。

できれば全期間固定とか、選択型でも期間の長い10年固定とかを選ぶといいと思います」

長く続いていく住宅ローンの返済。

それぞれのライフプランに合わせたうえで、金利の動向にもより注目していく必要があります。
1/19(木)「どさんこワイド179」  1/19(木)18:43更新

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