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【工夫あれこれ】消費者離れに負けない!食品メーカーの“これが最新戦略”

原材料費の高騰が続き苦境に立たされている道内の食品メーカー。値上げによる消費者離れを防ごうと新たな目玉商品の開発などに知恵を絞っています。

大きなエビのむき身が贅沢にあしらわれたかまぼこに。

卵をたっぷり使いカステラ風味の優しい甘さに仕上げたかまぼこ「オムカマ」です。

(坪田カメラマン)「ふわふわとやわらかく、お正月に食べる伊達巻のような甘さと風味があります。とてもおいしい」

小樽市の老舗食品メーカー・「かま栄」は2022年11月、8種類の新商品を打ち出しました。

大幅な商品の入れ替えに踏み切った背景はというと

(かま栄 福田一也営業課長)「やむなく11月に値上げした。商品の見直しを行い、一気にリニューアルした」

かま栄では去年11月、全ての商品を10パーセントほど値上げしました。

原因は、原材料費の高騰。

すり身に使うスケソウダラや大豆油の値段が前年のほぼ倍になっているといいます。

単なる値上げにしたくない。

その思いから取り組んだのが新商品の開発です。

これまで地元でしか食べられなかったカステラ風味のかまぼこを真空パックで地方に送れるよう改良したほか価格高騰の影響が比較的少ないエビやチーズなどを使ったバラエティ豊かな新商品を打ち出しました。

こうした工夫が功を奏したのか、値上げ後も売り上げは好調だといいます。

(かま栄 福田一也営業課長)「今後も新しい商品を考えて、客に喜んでもらえるようなものを作っていく」

一方、札幌市の菓子メーカーでは。

道内産のビートで作るてんさい糖をまぶしているのは節分に欠かせない豆菓子「うぐいす豆」です。

こちらのメーカーでも原料の価格高騰を受けうぐいす豆などの値段をおよそ20%引き上げました。

それに合わせ50年ぶりに実施したのがパッケージのリニューアル。

従来の和風なデザインに比べポップな色づかいにするなど工夫したところ、若い世代が手に取るようになったといいます。

(池田食品 池田晃子さん)「原材料の高騰はまだまだ避けられない問題。商品の魅力を伝えられるように努力していきたい」

今後も続くとみられる値上げラッシュ。

逆境をはねのけ商品の魅力を高めようとメーカーの試行錯誤が続いています。
1/20(金)「どさんこワイド朝」  1/20(金)8:39更新

北海道