【コロナを5類に引き下げ】屋内でのマスク着用原則不要に 医療機関の対応も変化
新型コロナの感染法上の扱いについて、政府はことしの春に5類に引き下げるための検討を始めました。
屋内のマスク着用が原則不要になるなど、コロナ禍前に戻す動きが加速することに、道民はどう受け止めているのでしょうか。
こちらの女性のストレス発散方法はひとりカラオケ!
札幌市内のカラオケ店です。
客足は徐々に伸びているものの、いまだコロナ禍前の7割ほどだといいます。
(タカハシグループ 岸田明美営業部長)「3年前に比べますと、若干少しずつ戻ってきてくださってるかな、
という感覚はあるんですけど、まだまだコロナ前には到底届かないような結果でございます」
苦難が続くカラオケ店にとって、先週期待が高まる方針が打ち出されました。
(岸田首相)「この春に新型インフルエンザ等感染症から外し、5類感染症とする方向で専門家に議論していただきたい」
政府は新型コロナの感染法上の位置づけについて、ことしの春に現在の「2類相当」から「5類」に引き下げるための検討を開始。
5類は季節性インフルエンザと同等の扱いで、屋内でのマスクは原則不要となるのです。
(タカハシグループ 岸田明美営業部長)「お客様にもマスクに関しましてはすべて着用いただくようにお願いしておりまして。
マスクをすることによってやはり制限がこの3年間されてきておりましたので、
大声を出してみんなで楽しくワイワイ盛り上がるというところにおいては、非常に楽しみにしております」
ただ、神奈川県の企業が実施したアンケートでは「マスクを外すことに抵抗がある」と回答した人は7割以上に。
慎重な意見が根強いのが現状です。
(女性)「マスクを外していいとなってもマスクをして守りたいという気持ちが強いです」
(男性)「人ごみのなかではしばらくつけていると思います」
医療機関の対応も大きく変わります。
発熱した人は基本的に発熱外来でのみ受診が可能でしたが、5類に引き下げられた後は、
どこの病院でも診療を受けることができるようになります。
(来院した児童の母親)「発熱があったら病院に電話して判断を仰いでだったので、
以前のように気軽に来れなくて大変だった。これまでよりも発熱した時にすぐに見てもらえるのは親としては心強い」
(クリニック・イン・ザ・モーニング 岡田純一院長)「5分経ってないけど陽性の線が出てきている。熱は出ていないけどインフルエンザですね」
新型コロナ以外にも様々な患者を受け入れなければならない病院側は、どう感じているのでしょうか。
(クリニック・イン・ザ・モーニング 岡田純一院長)「わざわざ病院内の動線を分けたり、
受付時間を分けたりする手間もなくなりますし、広く患者に対応できる。検査も保険算定ができる。
こういうところはより安心感を持って診療できると思います」
一方、専門家はこう指摘します。
(札幌医科大学 横田伸一教授)「次の流行の波もおそらく来るだろうという前提のもとで、
例えばここですべてを緩和してしまったときに、元に戻せるのかという問題もありますよね。
どういった医療を提供するのか、あるいは我々の感染対策は緩和になった後どうしたらいいのか。
それは議論していかなければいけないし、我々ひとりひとりが意識を持つ必要があると思います」
コロナ禍前の社会に戻す動きが加速する中、必要な対策の見極めが今後重要となってきます。
屋内のマスク着用が原則不要になるなど、コロナ禍前に戻す動きが加速することに、道民はどう受け止めているのでしょうか。
こちらの女性のストレス発散方法はひとりカラオケ!
札幌市内のカラオケ店です。
客足は徐々に伸びているものの、いまだコロナ禍前の7割ほどだといいます。
(タカハシグループ 岸田明美営業部長)「3年前に比べますと、若干少しずつ戻ってきてくださってるかな、
という感覚はあるんですけど、まだまだコロナ前には到底届かないような結果でございます」
苦難が続くカラオケ店にとって、先週期待が高まる方針が打ち出されました。
(岸田首相)「この春に新型インフルエンザ等感染症から外し、5類感染症とする方向で専門家に議論していただきたい」
政府は新型コロナの感染法上の位置づけについて、ことしの春に現在の「2類相当」から「5類」に引き下げるための検討を開始。
5類は季節性インフルエンザと同等の扱いで、屋内でのマスクは原則不要となるのです。
(タカハシグループ 岸田明美営業部長)「お客様にもマスクに関しましてはすべて着用いただくようにお願いしておりまして。
マスクをすることによってやはり制限がこの3年間されてきておりましたので、
大声を出してみんなで楽しくワイワイ盛り上がるというところにおいては、非常に楽しみにしております」
ただ、神奈川県の企業が実施したアンケートでは「マスクを外すことに抵抗がある」と回答した人は7割以上に。
慎重な意見が根強いのが現状です。
(女性)「マスクを外していいとなってもマスクをして守りたいという気持ちが強いです」
(男性)「人ごみのなかではしばらくつけていると思います」
医療機関の対応も大きく変わります。
発熱した人は基本的に発熱外来でのみ受診が可能でしたが、5類に引き下げられた後は、
どこの病院でも診療を受けることができるようになります。
(来院した児童の母親)「発熱があったら病院に電話して判断を仰いでだったので、
以前のように気軽に来れなくて大変だった。これまでよりも発熱した時にすぐに見てもらえるのは親としては心強い」
(クリニック・イン・ザ・モーニング 岡田純一院長)「5分経ってないけど陽性の線が出てきている。熱は出ていないけどインフルエンザですね」
新型コロナ以外にも様々な患者を受け入れなければならない病院側は、どう感じているのでしょうか。
(クリニック・イン・ザ・モーニング 岡田純一院長)「わざわざ病院内の動線を分けたり、
受付時間を分けたりする手間もなくなりますし、広く患者に対応できる。検査も保険算定ができる。
こういうところはより安心感を持って診療できると思います」
一方、専門家はこう指摘します。
(札幌医科大学 横田伸一教授)「次の流行の波もおそらく来るだろうという前提のもとで、
例えばここですべてを緩和してしまったときに、元に戻せるのかという問題もありますよね。
どういった医療を提供するのか、あるいは我々の感染対策は緩和になった後どうしたらいいのか。
それは議論していかなければいけないし、我々ひとりひとりが意識を持つ必要があると思います」
コロナ禍前の社会に戻す動きが加速する中、必要な対策の見極めが今後重要となってきます。
1/23(月)「どさんこワイド179」
1/23(月)18:52更新