２４日未明、札幌市中央区の路上で、タクシーの客の男が運転手を殴り乗車料金１０１０円を踏み倒して逃げた事件で、

警察は、強盗の疑いで東京都西東京市の自称・アルバイト従業員の男（２６）を逮捕しました。

男は２４日午前３時５０分ごろ、中央区北３条西７丁目付近でタクシーに乗車中、

運転手の男性を殴り、さらに乗車料金１０１０円を払わずに逃走した疑いが持たれています。

運転手の男性にけがはありませんでした。

警察によりますと、男は中央区南９条西７丁目付近で乗車。

その後、車の中で無言で暴れ出し、運転手が北３条西７丁目付近で停車して「やめてください」と言ったところ、

男は運転手の顔を殴って車を降り、そのまま西方向に逃走しました。

警察はタクシーに残された所持品やドライブレコーダーの映像から男を特定し、

宿泊先だった札幌市内のホテルにいるところを見つけ、逮捕に至りました。

男は「観光で北海道に来た」と話していて、事件前、札幌市内の飲食店で酒を飲み、

当時酒に酔っていて、調べに対して「覚えていません」と容疑を否認しています。