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「ぜひ食べたい!」2玉350万円の夕張メロン 初競り後に展示 来月無料で限定提供

毎年恒例となる夕張メロンの初競りが札幌の卸売市場で開かれ、過去2番目に高い2玉350万円で競り落とされました。

一体だれが競り落としたのでしょうか。

午前6時半の中央卸売市場。

多くの関係者やメディアが見つめる先にあるのはー

競りにかけられる2玉の夕張メロンです。

一体どのくらいの値が付くのか注目が集まりました。

そして午前7時ー

「350万円!23番!」

なんと、ものの10秒で2玉350万円の値がつきました。

去年より50万円高く過去2番目の高値。

競り落としたのは飲食業界ではなく、夕張市で夕張メロンの梱包作業などを行う会社。

2年連続での落札です。

(ホクユーパック 野田清道社長)「コロナが明けて5類になったということで、みなさんにより一層夕張に来ていただいて、おいしいメロンを食べてもらいたいなと思って」

この会社、2020年にはコロナ支援として、道内の医療関係者に夕張メロン200ケースを贈呈したことも。

夕張メロンで道内や夕張市を元気にしようという思いで競りに挑んだといいます。

(ホクユーパック 野田清道社長)「夕張メロンを食べて笑顔になっていただければ、みんなハッピーになるんじゃないかと思うんですね。その意味で今年もまた頑張らせてもらいました」

そしてけさ競り落とされたメロンは、早くも夕張市のメロン販売店で展示が始まりました。

(見に来た人)「どんな人が落札したのかなと思ったんですけど、まさかたまたま来たここだとは思わなかったのでびっくりしています。是非食べたいですね」

この夕張メロンは来月、夕張市内で先着200人に無料でふるまわれるということです。

全国的にも注目が集まる夕張メロンはこれから出荷のピークを迎えます。
5/25(木)「どさんこワイド179」  5/25(木)16:15更新

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