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【重体の2歳児死亡】「パニックに…」ゴーカート事故 安全管理に問題は?

「予期せぬ事態」だったのか。

それを防ぐ手立てはなかったのか—

連休中に痛ましい事故が起きてしまいました。

北海道・森町できのう、ゴーカートがコース外の観客に突っ込み、2歳の男の子が死亡しました。

ゴーカートと客を隔てていたのは、三角コーンで作られた仕切りだけでした。

「ゴーカートが暴走し、けが人が出ている」

森町のイベント会場できのう正午前、11歳の女の子が運転するゴーカートが、

コース外にいた1歳から4歳の子ども4人と大人1人のグループに突っ込みました。

この事故で、吉田成那ちゃん2歳が病院に運ばれましたが、けさ死亡。

一緒にいた4歳の男の子が顔にけがを負いました。

現場では当時、自動車販売店によるゴーカートの体験会が開かれていました。

運営にあたっていたスタッフは—

(新千歳モーターランド 九谷田聡・常務)「ブレーキを踏んで減速しなければいけないが、

アクセルが踏みっぱなしになっていたという状態です。

(スピードを)落としなさいという指示をしたんですが、パニックに陥っているというか」

運転していた女の子は、走行体験を終え交代のためピットレーンに入るところでした。

本来は直線を減速し、カーブした先のピットレーンに入る必要がありましたが—

女の子はアクセルを踏みっぱなしにしていしまい、時速40キロほどで直進。

コース外に飛び出してしまったのです。

事故の前、別の来場者が撮影した映像です。

ゴーカートの走行音が響くなか、客とコースを隔てているのはプラスチックの三角コーンで作られた仕切りだけ。

主催者などによりますと、周回レーンにはゴーカートの飛び出しを防止する障壁がありましたが、

事故が起きた直線の先には観客の立ち入りを防ぐための簡単な仕切りしかなかったといいます。

その理由は…?

(函館トヨペット 坂上裕一 車両企画部長)「ピットインすることで低速になる場所だったので、フェンスがない場所」

(新千歳モーターランド 九谷田聡・常務)「安全対策は取っていたが予期せぬことになった」

南幌町のレース用サーキットです。

今回、事故を起こしたものとほぼ同じ性能のカートです。

遊園地などにあるゴーカートよりもスピードが出るといいます。

実際に運転してみると—

(樋口記者)「スピードもそうですが、運転免許を持っている私でもハンドルがかなり重たくて、操作が難しい感じがします」

このサーキットでは万が一の事故にそなえ、コースのそばに人がいないようにしたうえで飛び出しを防ぐ障壁を設置しています。

(南幌リバーサイドカートランド 櫻井泰己 代表)「「もしも」ということを考えていなかったのではないか。

突っ込んでくるカートをとめることができるか検証ができていなかったのではないか」

「予期せぬ事態」は本当に防げなかったのかー

警察は安全管理が適切だったかなど当時の状況を調べています
9/19(月)「どさんこワイド179」  9/19(月)16:18更新

北海道