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【速報】旭川いじめ問題 最終報告書を公表 自殺の背景は「不明のまま」

北海道・旭川市のいじめ問題で、第三者委員会は20日、調査の結果をまとめた最終報告書を旭川市議会で公表しました。

旭川市の中学校に通っていた廣瀬爽彩さんは去年3月、市内の公園で凍死した状態で発見されました。

第三者委員会は中間報告で廣瀬さんへのいじめを認定し、

死亡の経緯などについて調査を進めていましたが、調査の結果をまとめた最終報告書を20日公表しました。

最終報告書では、廣瀬さんが厳寒の中、薄着で外出していたことなどから、廣瀬さんの死は「自殺と考えられる」としています。

一方で、自殺の背景となった「抑うつ状態」に、いじめがどの程度関係していたか、

「それが明らかにできるほどの情報を得ることができなかった」として「結局は不明のままである」と結論づけました。

また、中間報告では、第三者委員会による生徒を対象にしたアンケートで、

「廣瀬さんへの無視や仲間外れがあった」との回答があったにもかかわらず、学校内でのいじめが認定されていませんでしたが、

最終報告書では、対面の聞き取りで「字義通りの無視ではない」ことがわかったとして、改めて認定を避けました。

学校や市教委の対応については、「いくつもの大きな問題があったことが認められる」としていて、

特に市教委の対応は「いじめの法制度の基本的な理解が欠如していた」と指摘しています。

遺族側は、最終報告書の内容を受け、旭川市長らに再調査を求める意向を示しています。
9/20(火)「STVニュース」  9/20(火)11:05更新

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