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“札南道中ひざくりげ”走ってつなぐ25キロ 交通安全への思い

あすからはじまる秋の全国交通安全運動を前に、札幌・南警察署がユニークな取り組みを実施しました。

その名も「札南道中ひざくりげ」。

管内の国道230号沿いのおよそ25㌔を舞台に繰り広げられた、交通安全の訴えに密着です。

国道230号沿い。

およそ25キロのあいだ、あちこちで黄色の旗の波が揺れました。

地域住民による交通安全を訴える「旗の波運動」です。

スタートの号砲高らかに、札幌・南警察署の警察官が走り出しました。

向かった先は、旗の波がゆらめく国道230号。

中央区から定山渓までをリレーでランニング。

手には交通安全への願いが書かれた短冊が付いた紅葉の枝。

この願いを警察官がつないで走ります。

このランニングイベントを企画したのは、交通第一課の平岡巡査長です。

南警察署管内は交通量が多く事故が発生しやすい2本の幹線道路、国道230号と453号があります。

(南警察署 交通第一課 平岡慶巡査長)「残念ながら昨年も今年も交通事故による死亡者が発生してしまっているので、

何とかゼロにしていきたいという気持ちから、この啓発を企画しました」

走る前に地域住民を訪れて、交通安全の願いが書かれた短冊を集めていました。

(真駒内地区連合会 横堀道子会長)「従来だったらそれぞれ地区ごとに啓発をやっていたけど、

地域から地域にバトンタッチしながら連携するという意味では、素晴らしいことかなと思う」

25キロの道中、警察官ランナーは7か所の地点で、住民の思いがこもった短冊を受け取りゴールを目指します。

(南警察署 交通第一課 平岡慶巡査長)「確かに受け取りました」

平岡巡査長はおよそ4.3キロを走り切り、次の区間を走る警察官にバトンを渡しました。

(南警察署 交通第一課 平岡慶巡査長)「住民の交通安全、ひとつでも事故を減らしたいという気持ちがある。

それを託していただいたので大変重いものと感じている。このあと2区3区4区と続いていくが、

次の警察官が定山渓までもっていくと思うので、願いを届けてほしい」

管内を貫く交通の大動脈230号。

真駒内や石山、簾舞などを通過し、各地区の思いを13人の警察官がつないで、ゴールの定山渓温泉まで届けました。

各地区で住民から受け取った短冊付きの紅葉の枝は、大きな木となりました。

警察官と地域住民の25㌔のリレーの結晶は、交通安全の象徴として南警察署に展示されます。

警察官が走ってつないだ地域住民の交通安全への願い。

地域と警察が団結し、あすから始まる秋の全国交通安全運動に弾みをつけました。
9/20(火)「どさんこワイド179」  9/20(火)18:54更新

北海道