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様似町の建物で外壁崩落 商店は商品の後片付けに追われる 一夜明け地震被害の状況判明 北海道

青森県東方沖を震源とした最大震度6強の地震で、北海道内では少なくとも9人がけがをしました。

大規模な地震が起きる可能性が平時より相対的に高まっていることを示す「後発地震注意情報」も発表されています。

(佐藤アナウンサー)「様似町内の飲食店です。大きなオレンジ色の破片が散乱しています。2階建ての2階部分から崩れてしまったようです」

震度5弱を観測した日高の様似町では一夜明け、建物の外壁が崩落するなど被害状況が見えてきました。

12月8日午後11時15分ごろに青森県東方沖を震源とした地震が発生し、道内でも函館で震度5強、千歳などで震度5弱を観測しました。

この影響で浦河町では50センチの津波を観測したほか、日高町では73歳の女性が凍結路面で転倒し、左腕を骨折するなど、道内では少なくとも9人のけが人も出ています。

一夜明け、様似町の商店では商品の後片付けに追われていました。

(店の人)「何回か大きな地震にあっていますが、(今回は)瓶のものが割れなかったのが不幸中の幸いでした」

気象庁と内閣府は、大規模な地震がおきる可能性が平時より相対的に高まっていることを示す「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しました。

道内では函館市や浦河町など63市町村に該当し、引き続き注意が必要です。

12/09(火) 11:55

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