センサーカメラにクマの姿 札幌でクマの出没や足跡の目撃 雪どけ早く注意
札幌市では今月に入り、南区でクマの出没や足跡の目撃が3件確認されています。
ことしは平年より雪どけが早く、特に注意が必要です。
山の斜面から遠くをうかがっているように見える1頭のクマ。
今月12日午後4時すぎに、札幌市が設置したセンサーカメラに映ったクマです。
クマは体長1メートルから1.2メートルぐらいで、若い個体とみられています。
12日午前7時ごろ、札幌市南区白川で車で通行した人がクマ1頭を目撃。
警察と札幌市が付近を捜索したところ、山の斜面にクマ1頭を確認し、ハンターが花火で追い払ったということです。
その斜面を調べたところ、エサとみられるシカの死がいが埋められていたため、市がシカを回収しました。
札幌市は新たにセンサーカメラを設置し、警察とともに警戒していたところ、
午後6時ごろ、シカが埋まっていた場所にクマが現れ、地面に顔をうずめる姿が映っていたということです。
この時期のクマについて専門家は・・・
(道立総合研究機構 釣賀一二三 研究主幹)「若い個体やオスは、早めに冬眠穴から出てくることがわかっています。
親離れして間もない個体は、人をみてすぐに襲ってきたりする心配はないと思いますが、むしろ好奇心で近寄ってきたりはあると思います」
札幌市では、去年の同じ時期にも藻岩山登山道や旭山記念公園の入り口近くでクマの足跡のほか、
三角山登山道では巣穴が見つかり、調査に入った2人がクマに襲われてけがをしました。
先月下旬から今月にかけて、札幌市の気温の変化です。
ことしは2月として観測史上最も高い11.2℃を記録したほか、
3月上旬としては初めて3日連続で10℃を超えるなど、平年と比べてかなり高い状態が続いています。
これに伴い、積雪も平年より早いペースで少なくなり、雪どけが進んでいます。
雪どけが早いことしは特にクマの出没に注意が必要だといいます。
(道立総合研究機構 釣賀一二三 研究主幹)「この時期にクマが食べる草が早く芽吹く場所があるので、
影響している可能性はあると思う。冬季に死んだシカもあると思うので、
そういうものを目当てに出てくることも考えられます」
札幌市では監視を強化して警戒を続けていますが、クマとの遭遇に注意を呼びかけています。
ことしは平年より雪どけが早く、特に注意が必要です。
山の斜面から遠くをうかがっているように見える1頭のクマ。
今月12日午後4時すぎに、札幌市が設置したセンサーカメラに映ったクマです。
クマは体長1メートルから1.2メートルぐらいで、若い個体とみられています。
12日午前7時ごろ、札幌市南区白川で車で通行した人がクマ1頭を目撃。
警察と札幌市が付近を捜索したところ、山の斜面にクマ1頭を確認し、ハンターが花火で追い払ったということです。
その斜面を調べたところ、エサとみられるシカの死がいが埋められていたため、市がシカを回収しました。
札幌市は新たにセンサーカメラを設置し、警察とともに警戒していたところ、
午後6時ごろ、シカが埋まっていた場所にクマが現れ、地面に顔をうずめる姿が映っていたということです。
この時期のクマについて専門家は・・・
(道立総合研究機構 釣賀一二三 研究主幹)「若い個体やオスは、早めに冬眠穴から出てくることがわかっています。
親離れして間もない個体は、人をみてすぐに襲ってきたりする心配はないと思いますが、むしろ好奇心で近寄ってきたりはあると思います」
札幌市では、去年の同じ時期にも藻岩山登山道や旭山記念公園の入り口近くでクマの足跡のほか、
三角山登山道では巣穴が見つかり、調査に入った2人がクマに襲われてけがをしました。
先月下旬から今月にかけて、札幌市の気温の変化です。
ことしは2月として観測史上最も高い11.2℃を記録したほか、
3月上旬としては初めて3日連続で10℃を超えるなど、平年と比べてかなり高い状態が続いています。
これに伴い、積雪も平年より早いペースで少なくなり、雪どけが進んでいます。
雪どけが早いことしは特にクマの出没に注意が必要だといいます。
(道立総合研究機構 釣賀一二三 研究主幹)「この時期にクマが食べる草が早く芽吹く場所があるので、
影響している可能性はあると思う。冬季に死んだシカもあると思うので、
そういうものを目当てに出てくることも考えられます」
札幌市では監視を強化して警戒を続けていますが、クマとの遭遇に注意を呼びかけています。
3/15(水)「どさんこワイド179」
3/15(水)16:15更新