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テレビや段ボール 雪解けで現れた多数のごみ 使用済みのマスクも 道路の清掃作業始まる

雪解けが進むと目立ってくるのが、路上のゴミです。

札幌市内では、滑り止めの砂などを回収していく道路清掃作業が始まりましたが、

道路だけでなく、ゴミは様々な場所に捨てられていました。

(百瀬記者)「高速の高架下です。様々なゴミが散乱していますが、その中にはテレビも捨てられています」

テレビの表面には雪解けのあとの砂ぼこりがー

まわりには段ボールのほか木材もー

さらには使用済みのおむつのようなものも捨てられていました。

中心部の大通公園ではイベント終わりの残骸がー

(百瀬記者)「雪解けが進む大通り公園です。雪まつりで使われていたものでしょうか。ビニールシートやスコップも、雪がとけ顔を出しています」

多く見られたのはマスク。

さらに空き缶のゴミも目立ちました。

きょう札幌市内では、この時期恒例の車道の清掃が始まりました。

路上にたまった滑り止めの石や砂を回転ブラシでかき集め、道路を清掃していきます。

(百瀬記者)「作業員の方、歩道にある大きなゴミも拾っています」

空き缶など、回転ブラシでかき集められない大きなゴミは、1回1回車を止めて回収していきます。

こういった路上の清掃作業は4月中旬まで強化されるということです。

そして道路から大量に回収されたのは、冬の間に撒かれたすべり止めの砂など…

年間に回収される土砂はおよそ7000トン。

油などが含まれているため再利用は難しく、手稲山口にあるゴミ処理場に埋め立てられるということです。

きょうの札幌市の積雪量は、午後3時時点で13センチまで減っていて、早ければ今週日曜日にもゼロになる見込みです。

雪解けのあとに目立つ路上のごみ。

気持ちよく春を迎えるためにも、ごみを路上に捨てないというマナーを守ることが大切です。
3/17(金)「どさんこワイド179」  3/17(金)16:11更新

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