ニュース

NEWS

「事故を起こした記憶はない」 防犯カメラにダンプカー 死亡ひき逃げ事件で運転手の男逮捕

きのう未明、札幌市白石区の国道で男性が意識のない状態で見つかり、その後死亡した事件で、

ダンプカーを運転していた61歳の男がひき逃げなどの疑いで逮捕されました。

国道12号をゆっくり右方向へ進む自転車の光。

その後ろからは大きなダンプカーがせまります。

その光を追い越すと、自転車はその場から動かず止まったままに・・・

ダンプカーはそのまま進み、信号を左に曲がっていきました。

このダンプカーを運転していたとして逮捕されたのは、岩見沢市に住む若林仁容疑者61歳です。

若林容疑者はきのう午前1時半ごろ、札幌市白石区本通20丁目南の国道で、自転車に乗っていた野崎泰雅さん25歳と衝突し、

死亡させる事故を起こしたにもかかわらず、そのまま立ち去った疑いが持たれています。

司法解剖の結果、野崎さんの死因が多発性外傷と判明したため、死亡ひき逃げ事件として捜査したところ、

防犯カメラの解析などから若林容疑者の関与が浮上。

事件から30時間以上が経ったきょう午前7時半すぎ、道南の八雲町で逮捕されました。

調べに対し、若林容疑者は「事故を起こした記憶はない」と容疑を否認しているということです。

警察は、若林容疑者が現場から立ち去った理由などについて捜査しています。
9/12(火)「どさんこワイド179」  9/12(火)18:42更新

北海道